きちんとしたサイトをデザインできる無料サイトビルダーもありますが、独自ドメインは使用できません。ブランドイメージに合った本格サイトを作成するには、有料プランに加入する必要があります。
Squarespaceが一番おすすめです。テンプレートは業界トップクラスのデザインで、一番安いプランは無料の独自ドメイン付きでストレージ容量は無制限です。
Squarespaceの14日間無料トライアル を活用すれば、加入前に全機能を体験できます。
無料プランがあるウェブサイトビルダーはたくさんありますが、
実際は無料でないこともあります 。サイトを無料で作り始めても、しばらく作業した後で無料プランでは必要な機能を利用できないことに気付くことが多いからです。
「無料」と宣伝しているウェブサイトビルダーは、このようにしてアップグレードを促しています。
今回大手サイトビルダーを実際に利用して、本当に無料できちんとしたサイトを作れるのはどれか調査しました。この記事でご紹介するサイトビルダーでそれぞれデモサイトを作成したため、無料プランでどこまでできるかがはっきり分かりました。デモサイトのリンクも下のレビューにあるのでご覧ください!
驚くべき事実もいくつか明らかになりました。
無料のサイトビルダーには何らかの制約があるのは当たり前ですが、実は機能が豊富なサービスもあるのです。
早速調査結果について詳しく見てみましょう。無料でオススメのサイトビルダーを大公開します!
お急ぎですか? オススメの無料ウェブサイトビルダーはこちらです
Wix ―ドラッグアンドドロップでサイトをデザインでき、カスタマイズオプションも豊富。無料アプリが充実していて魅力が満載。
Squarespace ―ビルダーはシンプルで、目線をくぎ付けにするミニマリストなデザイン。さまざまなマーケティングツールと連携できます。
SITE123 ―とても使いやすいサイトビルダー。小規模ビジネスを成長させるのに役立つツールも。
他にも7つのオススメサイトビルダーをご紹介 | 比較表 | よくある質問
おすすめの無料サイトビルダーの評価項目
前述の通り、無料サイトビルダーなら何でも良いわけではありません。最近はたくさんサイトビルダーソフトが出回っていますが、質が良いものを見つけるのは至難の業です。今回のサイトビルダー調査では以下のポイントに注目しました。
美しくて便利なテンプレート ―90年代をイメージする時代遅れのデザインは嫌ですよね。モダンな印象できれいなサイトを作るには良質なテンプレートが必要です。
使いやすさ ―ソフト自体の質が良くても、使い方が分からなければ意味はありません。「無料なら使いにくいのは仕方がない」と思いがちですが、ビジネスを始めたい方はサイトビルダーの使い方を調べる暇はありません。要素をドラッグアンドドロップで配置できるサイトはとても使いやすく、忙しい方にピッタリです。
長期的に便利 ―無料トライアルだと、トライアル期間が終わった時に支払いが必要なので「無料でサイトを作れる」とは言えません。いつまでも無料で公開できるサイトビルダーを厳選しました。
簡単に低価格でサイトをアップグレードできる ―サイトが大成功すれば、収入を得られる場合があります。広告収入が発生したり、お客さんを獲得できるからです。そんな時には手頃な価格の有料版に簡単にアップグレードできる必要があります。サイトをさらに改善して収入アップに繋げたいですね。
Wixはサイトビルダー業界で長年トップの座を守り続けています。常に進化を続けているサービスです。業界で一番機能が多いサービスなのも納得できますね。
Wixは多言語で利用できるサービスでもあり、もちろん日本語でも利用できます。つまり、英語が分からなくても、日本語でスムーズにサイトを作成していけるということです。
また、Wixの無料プランではほとんどすべての機能を利用できるため、他社より優れています(eコマース機能は利用できません)。
Wixの無料プラン は長期間役に立つと言えそうです。 Wixは無料プランでもすべてのテンプレートを利用でき、きれいなデザインばかりです。
私が作成したデモ版のポートフォリオサイト をご覧ください。どのようなサイトを作成できるかイメージできるでしょう。
私がWixで作った無料デモサイト
機能と使いやすさ
初めてサイトを作る方や、Wixを試してみたい方は以下のポイントが役立つと思います。
テンプレートが800種類以上 ―Wixの最大の魅力はテンプレートライブラリがとても充実していることです。きれいなテンプレートだけでなく、少し時代遅れな印象のものもあります。しかしプロの観点から見ると良質なテンプレートが大多数だと思います。
ドラッグアンドドロップで自由にデザイン ―Wixのエディタが絶大的な人気を誇る理由は、ドラッグアンドドロップでページのどこにでも要素を配置できることです。少なからず制約はありますが、他社のサイトビルダーと比べると自由に作れます。
無料アプリ ―Wixアプリマーケットには本当にたくさんのアプリがあるため、サイトの機能性を拡大したり、サードパーティのサービスとインテグレーションしたりできます。ただし有料アプリもいくつかあります。しかし無料アプリも豊富に用意されていますから、ソーシャルメディアとの連携、複雑なフォームやイベントカレンダーの作成など、様々な作業ができます。
マーケティングツール ―サイトについてたくさんの人に知ってもらいたいですよね。WixではSEOツールだけでなく、メールマーケティング、SNSの投稿デザインツールなどを無料で利用できます。ただし、「サイトブースター」という高度なアナリティクスアプリは有料プランへのアップグレードが必要です。無料宣伝クーポンなどの追加特典も有料プラン限定です。
ブログツール ―Wix Blogは無料アプリとして利用でき、比較的高性能です。簡単にカスタムデザインの魅力的なブログの投稿を作成できます。ただしサイトのエディタとは違い、コンテンツはドラッグアンドドロップで移動できません。
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些細なことですが、1つだけデメリットを指摘しておきます。サイトを自由に作成でき、サイトのオプションが豊富なWixですが、裏を返せば他のプラットフォームより使いにくいとも言えます。すごく複雑というわけではありません。2時間程度で本格的なサイトを作れるはずですが、使い慣れるまでには少し時間が掛かるかもしれません。
また、
要素をページのどこにでもドラッグアンドドロップできる ということは、
レイアウトがごちゃごちゃしてしまう可能性がある とも言えます。「元に戻す」ボタンがありますから重大なデメリットではありませんが、念のため指摘しておきます。
もっと簡単な方法でサイトを作りたい場合、Wix ADIが役立ちます(Artificial Design Intelligence、人工デザイン知能の頭文字)。いくつか質問に答えると人工知能が自動的にサイトを生成してくれます。デモコンテンツも埋め込んであるので、完成したサイトをイメージしやすくなっています。Wix ADIを試したところ、ほんの数分でポートフォリオのデモサイトを作れました。
Wixで他にどんなことができるか知りたい!という方は
Wixの完全レビューをご覧ください 。
まとめ
有料プランにアップグレードする場合、
宣伝を非表示にしてカスタムドメイン名をセットアップするにはコンボプラン がオススメです。 ただし、アクセス数がとても多い場合はアンリミテッドプランの方が良いかもしれません。
ネットショップを運営したい場合、ビジネスベーシックプランを選びましょう。Wixのeコマース機能はかなり充実していますが、残念ながら無料プランでは利用できません。
Squarespaceはエレガントでミニマリストなデザインを作成するのに最適なビルダーです
Squarespaceは最も知名度の高いホームページ作成ソフトの1つと言っても過言ではありません。
Squarespaceなら、短時間できれいなサイトを作成でき、ありとあらゆる機能が用意されています。 グリッド形式のエディタは編集の自由度が高く、サイトの基本的な構造が決まっているので、たくさん編集してもデザインを台無しにしてしまうことはありません。
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高品質なテンプレートからSite Stylesエディタまで、ミニマリストで魅力的なデザインを作れるように工夫されています。
この記事で唯一、Squarespaceは無料プランがありません。しかし、
14日間無料トライアル がありますから、実際に試してニーズに合っているか判断できます。完全無料ではありませんが、サイト作成に挑戦したい方は、ぜひお試しください。しばらく触れてみれば、良さが実感できるはずです。
機能と使いやすさ
直感的に使いやすいグリッドエディタ ―Squarespaceのグリッドエディタは簡単に使い方を習得でき、操作しやすく、美しいサイトが完成します。
140種類以上の高品質テンプレート ―ブログから結婚発表まで、あらゆるテンプレートがあり、18個のカテゴリに整理されています。
帯域とストレージ容量は無制限 ―サイトに思う存分コンテンツをアップロードできます。容量不足の心配はありません。
マーケティングツールとの連携 ―Squarespaceはサイトを宣伝するのに必要なツールが充実しています。SNSとの連携、SEOツール、メールキャンペーンなどでサイトを成長させましょう。
Squarespaceの魅力は見た目だけではありません。
高度なSEOツール、便利なeコマース機能、25個以上のサードパーティ拡張機能など、機能性も大満足です。 すべて使いやすく、ケイパビリティも妥協していません。SEO機能はこれまで使った中で最高と言っても過言ではありません。
詳しくは
Squarespaceの完全レビュー をご覧ください。
まとめ
Squarespaceの有料プランに加入する場合、パーソナルプランは独自ドメインが1年間無料で、帯域は無制限です。サイトの分析情報も見られます。ビジネスのためにサイトを作りたい場合、
コマースプラン がピッタリです。ネットショップを管理し、成長させるために必要な機能が揃っています(サブスクリプションは販売できません)。
SITE123は「世界一使いやすい無料サイトビルダー」と宣言しています。私はこれまで膨大な数のサイトビルダーを試していますが、全世界すべてのサービスを試したわけではありません。それでも
SITE123は非常に簡単にサイトを公開できる のは間違いないでしょう。5分あればサイトを作れますから、オリジナルのコンテンツを追加していくだけです。
Wixと同じでSITE123も多言語に対応しています。日本語版のサイトもあり、本当に簡単に作成できます。
自由にデザインできるわけではなく、いくらか制限があります。それでも無料プランはいつまでも利用できるのは良いでしょう。私が作ったデモサイトのURLは
https://5e9a8b9c0d85f.site123.me です。URLはランダムな文字列なので、きれいではありませんね。無料版ではカスタムドメインは使用できません。
スクロールしなければSITE123のブランディングは見えません。
機能と使いやすさ
全体的にSITE123の無料機能は便利ですが、かなり基礎的な機能ばかりです。有料プランにアップグレードすれば細かくカスタマイズできますが、今回は無料プランの魅力について見ていきましょう。
モジュラーデザイン ―これは長所でもあり、短所でもあります。SITE123のデザインシステムは非常にシンプ ル で、ブランドにピッタリのサイトを簡単に作成できます。色やフォント、画像は素早く簡単に変更できますが、好きな場所に要素をドラッグアンドドロップすることはできません。作り置きのページ要素から選ぶだけだからです。不便ではありませんが、柔軟性に欠けています。
また、無料プランでは一部のカスタマイズオプションしか利用できません。
ブログ ―無料プランでもブログを作成できます。デモサイトにもブログがあるのでご覧ください。タグやサムネイル画像、投稿のスケジューリング、Microsoft Wordのようなテキストエディタなどのシンプルなブログツールです。
問い合わせ・寄付フォーム ―簡単な問い合わせフォームや非営利組織への寄付は無料です。カスタムフォームやネットショップは有料となります。
小規模ビジネス・ベンチャー企業向けツール ―イベントカレンダー、予約申し込み、飲食店のテーブル予約など、「ページ」メニューで様々な機能を利用できます。選んだら簡単に作り始められます。
デモサイトはほんの数分で作れましたし、使い方を理解するのにあまり時間は掛かりませんでした。独自のコンテンツ(テキストや画像など)をサイトに追加する時間は考慮しませんでしたが、サイトの構造自体は素早く完成しました。
詳しくは
SITE123の詳細レビュー をご覧ください。
まとめ
価格ページのよくある質問を見てみると、SITE123には4つの価格プランがあると書かれていますが、実際には1つしかありません。 「プレミアムプラン」という名前なので分かりやすいですね。eコマースツールやアプリマーケットを利用できるなど、無料プランで制限が掛かっている部分をアンロックできます。また、サイトにSITE123の宣伝が表示されないようになり、カスタムドメイン名を接続できます(別途購入)。
アップグレードしたい場合、プレミアムプラン以外に選択肢はありませんから分かりやすいと思います。また、価格も手頃です。
Zyroは、興味深いAIツールでサイト作成を手伝ってくれます
ドラッグ&ドロップで直感的に操作できるエディタにより、
Zyro(ザイロ)も使いやすいホームページ作成ソフトとして有力候補です。 SITE123ほど単純ではありませんが、かなりシンプルです。
少し複雑な部分がありますが、使い方を覚える価値はあります。SITE123と比べ、
Zyroの方が自由にデザインできる からです。ドラッグ&ドロップエディタを使えば、ページのいたるところに要素を配置できます。要素を追加すると、自動的にグリッドにスナップします。サイトの構造を整えることができますが、編集の自由度が少し限られてしまいます。
Zyroの注目ポイントは、サイトのデザイン作業に役立つAI機能でしょう。 AIを活用したテキスト生成ツール、ロゴ生成ツール、訪問者がページのどこに注目するか示すヒートマップなどがあります。
Zyroは使いやすく、以上のようなツールがありますから、ほんの数分で効果的なサイトを作成 できます。
機能と使いやすさ
優秀なホームページ作成ソフトに期待される機能のほかに、Zyroは次のような特長があります。
テキスト・ロゴ生成ツール ―優れたロゴはホームページの印象を大きく変えるものです。もちろん、コンテンツも大切ですね。ZyroのAIは、いくつか質問に答えるだけで、ロゴとテキストを生成してくれます。AIが生成したコンテンツをそのまま使うのはおすすめしませんが、いざという時に出発点として役立ちます。
AIを活用したヒートマップ ―ZyroのAIは、訪問者がどの部分に興味を持つか、気付かれにくい場所はどこか検出してくれます。
テンプレートは100個以上 ―Zyroは高品質テンプレートを100個以上提供しており、ポートフォリオやエンタメ、コミュニティ、ブログなどのカテゴリに整理されています。
SEO・マーケティングツール ―Zyroの全プランで、アクセス数をアップしたり、検索結果ページで上位にランクインしたりするのに役立つ機能が利用できます。
詳しくは
Zyroの完全レビュー をご覧ください。
Zyroを実際に試したところ、約20分でサイトが完成し、とても簡単でした。初めてでも30分程度で完了するはずです。グリッドの構造は、どこがどのように制限されているのかはっきりしないことがあり、少し分かりにくいと感じました。しかし、それ以外はスムーズにサイト作成を進められました。
まとめ
現在、Zyroは無料プランを提供していません(少なくとも、無料版でサイトを公開することは不可能です)。とは言え、
AI機能やテンプレートなど、Zyroを無料体験することは可能で、体験期間は制限されていません 。そのため、有料プランに加入する前に、サイトを最後までデザインできるわけです。
アップグレードする場合、ストレージ容量と帯域は全プランで無制限です。無料ドメインを1年間使うことができ、さまざまなマーケティングツールとの連携も可能です。
Websiteプラン はサイトを作成して公開したい方におすすめです(料金も格安です)。上位プランにアップグレードすると、利用可能なeコマース機能がどんどん増えていきます。
上のスクリーンショットをご覧ください。WordPressのマーケティングチームは冗談を言っているのではありません。インターネットで公開されているサイトのの3分の1以上がWordPressで構築されているのは本当なのです。WordPressは当初、ブログプラットフォームとして始まったのですが、今では世界最大のサイト構築プラットフォームとなっています。このレビューはサイトビルダーもどきのWordPress.comに関するものであり、元祖WordPress.orgのレビューではありません。
WordPress.comのホームページは日本語で表示できますが、エディタの一部は英語となっています。使い心地にはほとんど支障がないはずですが、残念ですね。
また、WordPress.comは自称サイトビルダーですが、仕組みとしては従来型のコンテンツ管理システム(CMS)のようなものです。 そのためとても柔軟性がありパワフルですが、使い方を習得するのに少し時間が掛かります。他のビルダーとは違い、ドラッグアンドドロップ機能はありません。
また、
WordPress.comの無料プラン はWordPress.orgと比べると機能がかなり少ないです(ちなみにWordPress.orgの場合、ホスティングは有料ですがWordPress自体は無料で利用できます)。
デモサイトはこちらです。
WordPress.comで作成したデモサイトはこんな感じに完成しました。
機能と使いやすさ
業界最大のブログプラットフォーム ―WordPressはもともとブログプラットフォームとして誕生したサービスです。他の目的のサイトも作れますが、完成するまでに時間が掛かってしまうでしょう。ブログを立ち上げたい、ブログ付きの簡単なビジネスサイトを作りたい方にはWordPress.comがオススメです。
きれいな無料テーマは100種類以上 ―従来型のCMSであるWordPress.comはテーマベースのプラットフォームです。コンテンツのレイアウトはそれなりに編集できますが、どのテーマを選ぶかによって大体のデザインは決まってしまいます。カスタマイズできる部分が多いテーマもいくつかありますが、すべて自由に編集できるわけではありません。
ポートフォリオ機能を搭載 ―WordPress.comにユニークな機能の1つは、素早く簡単にポートフォリオを作成できることです。サイトのポートフォリオ欄にページを追加するのですが、デモサイトで使ったテーマだと自動的にポートフォリオを表示できます。
マーケティングやSEOツール ―アナリティクス、ニュースレター、SEOなどを利用できます。必要な機能が勢ぞろいですね。高度なSEO機能はWordPress自体に組み込まれているのではなく、プラグインとして追加することになりますが、残念ながら有料プランにアップグレードしなければ利用できません。
詳しくは
WordPress.comの完全レビュー をご覧ください。
WordPress.comは使い方について分かりやすく説明していますが、ソフトウェアの仕組みの関係で時々分かりにくいこともあります。また、高価格なプランにアップグレードしなければ利用できない機能もたくさんあります。
私はこれまでWordPressを何度も使ってきましたし、気に入っていますが、他のサイトビルダーの方が使いやすいのは間違いありません。
まとめ
無料プランでは足りないと感じたら 最低でもプレミアムプランが必要 になると思います。 ビジネスを経営したり支払いを受け取ったりしたい方にベストです。また、プレミアムテーマが使い放題になります。ネットショップを経営したい方やプラグインでサイトをカスタマイズしたいならビジネスプランを選ぶと良いでしょう。
Jimdoを使えばきれいなカスタムサイトを作成できます
Jimdoはきれいなテンプレートが100個以上 あり、サイトビルダーアプリは便利で、無料プランも良いでしょう。アドオンやeコマース機能もいくつかあります。テンプレートはきれいで、SEOとマーケティング機能に重点を置いているようです。Jimdoはビジネスメールのホスティングにも対応しています。全体的に優れたパッケージです。
Jimdoは編集機能が多く 、デザインの細かい部分にはこだわらないというアプローチなので、WixとSITE123の中間的存在でしょう。「基本的なサイトより一歩先を行きたいけど、デザインにあまり時間をかけたくない」Jimdoはそんな方におすすめのチョイスでしょう。
機能と使いやすさ
では、万人受けする機能には、どのようなものがあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
満足できるサイトビルダー ―無料テンプレートは100個以上あり、融通の利くデザインシステムにより、Jimdoなら簡単にサイトを作成できます。コンテンツブロックはすべてデザイン済みなので、細かく編集することはできませんが、うまくデザインされています。
オンラインストア ―Jimdoのeコマース機能は完成度が比較的高く、初心者は満足できるでしょう。PayPalとStripeで支払いを受け取れます。FacebookやInstagramと連携して販売できるほか、大量注文時に送料を無料にしたり、商品のバリエーションを追加したりできます。Jimdoでは、振込手数料は一切かかりません。
SEOとマーケティングが中心 ―SEOディスクリプションやタイトル、カスタムURLの編集、RankingCoachサービスのアドオンなど、サイトのマーケティングに便利な機能やツールが充実しています。Robotsメタタグ、URLリダイレクト、XMLサイトマップの生成も可能です。
ビジネスリスティング ―ビジネスリスティングアドオン(別売)を使うと、多数のビジネスリスティングサイトにホームページが追加されます。手作業で行う必要がなくなりますから、時間を短縮できますね。
デザイナーに依頼 ―Jimdoを通してデザイナーを雇うことができ、サイトをどのように改善すればよいかアドバイスしてもらえます。こちらも別料金が発生しますが、他では見られない便利なサービスです。
詳しくは
Jimdoの完全レビュー をご覧ください。
本当に簡単にサイトを作成できました。 ウィザードがビジネスや業種についていくつか質問を投げかけてきます。その回答をもとにサイトが生成されますから、基本構造を手作業で作る必要はありません。ビジネスに合うようなサンプルテキストも生成されますから、コピーを書くまで使えますね。
まとめ
プランはすべて低価格(特にアメリカ以外で格安)ですが、有料プランにアップグレードする場合、最上位プランを選ぶのがおすすめです。私は一番安いプランをおすすめすることが多いのですが、Jimdoは違います。最上位プランだと、
eコマース機能を含む全機能が利用でき、ストレージ容量は15GB、帯域は20GB、Webページ数は50ページとなっています。
一番高いプランでもなぜかページ数が制限されています。変わっていますね。
ElementorはドラッグアンドドロップでサイトをデザインできるWordPressのプラグインです。WordPress.orgで作ったサイトに無料でインストールするか、WordPress.comの有料プランにインストールするという2つの方法があります。
Elementorは大規模なプラグインなのでご紹介する価値があると思いますが、無料ユーザーにはあまり役に立たないかもしれません。無料サイトを作りたいならWixの方が機能が充実しています。
ElementorのUIは日本語に対応しているので検討する価値があると思います。
こちらのデモサイトをご覧ください。 問い合わせフォームはプレミアム機能なので追加できませんでしたし、 デザインもシンプルすぎると思いませんか? Elementorでは2つの方法でサイトを作成できるのです。1つ目のデモサイトは白紙からサイトをデザインする方法を試してみました。
また、テンプレートを活用することもできます(詳しくは後ほど)。2つ目のデモサイト[SV1] ではテンプレートを試してみました。
機能と使いやすさ
無料プランには以下のような特徴があります。
ページやコンテンツのテンプレート ―ページ全体やセクションごとにデザインできるテンプレートが多数用意されています。ただし、すでにWordPressにインストールしてあるテーマに合わないテンプレートもあるので注意が必要です。また、ほとんどのテンプレートはProプランにアップグレードしなければ利用できません(サイトナビゲーション用のテンプレートも含む)。
基本的なコンテンツウィジェット ―テキストや画像を埋め込んだり、基本的な画像ギャラリー、画像スライダーなどいくつか便利なウィジェットがありますが、充実しているとは言えません。WordPress.comの無料プランの方が多機能だと思います。
アドオン ―WordPressの世界ではプラグインにもアドオンがあるのです。つまり、WordPressの別のプラグインを使ってElementorの機能性を拡大して、新しいコンテンツブロックが利用できるようになります。すごいと思いませんか?
Elementorはサイトを視覚的に、簡単に編集できるツールです。そのため、ブログ、マーケティング、SEOツールなど他の機能はすべてWordPressに搭載されているものを利用することになります。
Elementorは想像以上に便利です。 コーディングなしでもWordPressのカスタムサイトをデザインできますし、基本的な機能を押さえていれば、比較的簡単に使いこなせるはずです。ただし、きちんとしたサイトを作り上げるにはデザインについて予備知識が必要ですし、無料バーションはオプションがかなり少ないことも欠点です。
また、必要不可欠なテンプレートにアクセスするためのボタンを明記していないため、試している時に不便だと感じました。
Elementorのテンプレートボタンがなかなか見つかりませんでした。
まとめ
些細な欠点はありますが、
Elementorはサイトデザインアプリとしてはトップクラスです 。お金を払う気があればの話ですが。パーソナルプランは1年間1つのサイトで利用でき、比較的手頃な価格で全機能をアンロックできます。複数のサイトをデザインする場合を除いて、それ以上高価格なプランは必要ないはずです。
ただ、WordPress.orgでサイトを作るのであれば、Elementor以外にもホスティングの料金が掛かりますし、WordPress.comなどではアドオンを利用するのに有料プランに加入する必要があります。
Webnodeならきれいで高速のサイトが完成します。ソフトウェアは使いやすいですし、4千万人の利用者を誇っている大規模なサイトビルダーです。Webnodeは日本語に完全対応しています。
感心してしまいますよね。私が実際にホームページビルダーを使ってみたところ、とても快適に使いこなせましたが、
無料プラン は他社サービスと比べると機能が少ないのが残念です。 ストレージ容量も少なく、有料プランでなければ便利な機能をほとんど利用できません。
私が作ったデモサイトはこちら です。無料プランでどこまでできるかお分かりいただけるはずです。
機能と使いやすさ
Webnodeの機能は「サイト作成に時間を掛けられない」、「外出中にもサイトを編集できるようにしたい」という利用者向けだと言えます。無料プランは以下のような特徴があります。
テンプレートは少しだけカスタマイズ可能 ―コンテンツのレイアウトは少なからずコントロールできますが、サイトの見た目や使い心地はテンプレートで決まってしまいます。テンプレートはきれいなので、満足できるかもしれませんが。フォントや色は変更できます。
モバイルエディタ ―他社のサイトビルダーはモバイル端末で編集できない、編集できても使いにくいものがほとんどです。しかしWebnodeは例外で、スマホやタブレットでも簡単にサイトを編集できます。
ブログ ―ウェブページとほぼ同じ方法でブログの投稿を編集できるのは素晴らしいと思います。また、表やフォーム、地図など様々なコンテンツも追加できます。
Google Adsense ―無料サイトにも宣伝を表示できます。ただし、Google Analyticsは有料プランでないと利用できません。
HTMLに少しだけコードを追加 ―マイナーですが、サードパーティのアナリティクスコードなど、独自のコードをページに挿入できるのは魅力的です。
このサービスでは本当に簡単にデモサイトを作れましたし、ほんの数分しか掛かりませんでした。シンプルで機能が少ないサイトビルダーの長所の1つだと思います。全体的な利用体験は良かったです。Webnodeは快適に使える数少ないサービスだと思いました。
まとめ
無料プランでは確実に物足りなさを感じる時が来ます。アップグレードするならスタンダードプランを選びましょう。 低価格ですし、便利な機能がすべて使えるようになります(アップグレードしても制限があるのは気になりますが)。スタンダードプラン以上にアップグレードするのはサイトで収入を得てからにしましょう。
Strikinglyの無料プラン はシングルページサイトが専門のようです。 ブログやネットショップを追加するとシングルページサイトとは言えませんが、有料プランだと一般的な複数ページのホームページを作れます。無料プランだとすべて1つのページに表示することになります。ポートフォリオサイトや履歴書サイトなど、簡単に自己紹介したり活動内容を紹介したい場合はこのサービスがオススメです。
シングルページサイトの制作は日本語で進められるので、比較的短時間で公開できます。
シンプルさを優先しているため、複雑なサイトは作れません。しかし必ずしも複雑なサイトが必要とは限りませんよね。
私が作ったデモサイト のように、すっきりしたポートフォリオで十分なこともあります。
機能と使いやすさ
Strikinglyは視覚的にきれいなサイトを簡単に作れることに力を入れています。
サイトエディタはとてもシンプルだが制約がある ―Strikinglyのデザインシステムでは、好みのテンプレートを選び、セクションというコンテンツブロックを選んでホームページに追加していく流れになっています。ただし、プレミアムプランにアップグレードしない限り、カスタムレイアウトは作れません。
ブログ ―Strikinglyのブログ機能はとても便利です。カテゴリ別に分類したり、タグ付けしたり、投稿をスケジューリングしたりできます。サイトの編集とほぼ同じ形でブログの投稿も編集できますし、投稿がどのように表示されるか見られるのも便利だと思いました。
マーケティング・アナリティクスツール ―一般的なSEOツール、メール機能、アナリティクスツールなどを利用できます。ニュースレターへの購読フォームもあります。
ソーシャルメディアと連携機能 ―SNSページへリンクするアイコンを追加するだけでなく、フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのフィードを埋め込める便利なツールがあります。
Strikinglyは本当に使いやすいと思いました。デモサイトは素早くデザインできましたが、デフォルトのデザインには必要以上にコンテンツが多かったため、必要ない部分をカットしなければなりませんでした。
まとめ
アップグレードするなら最低でもProプランを選びましょう 。サイトにStrikinglyのブランディングを表示しない最低価格のプランでもあります。さらにネットショップに300個の商品を追加できますし、帯域が無制限にあります。最大3つのサイトを作成できますし、それらすべてでPro機能を利用できるので、新しくサイトを作るたびに有料プランにアップグレードする必要がなくなります。アプリストアも利用できるようになります。
Squareオンラインビジネスなら、無料でネットショップを作成できます
ネットショップだけ素早く作りたいなら、Squareオンラインビジネスがおすすめです。 試したところ、驚くほど短時間でショップを作成でき 、ほんの数分でサイトが完成しました。同時に、ショップビルダーはかなりパワフルで、中小企業が必要とする機能がほとんど揃っています。
シンプルである代わりに、編集機能は少なめです。フォントや色、レイアウトはかなり限られていて、テンプレートは1つしかありませんが、きれいだと思います。利便性を追求したサービスであり、自由に編集したい方には向きません。
機能と使いやすさ
Squareオンラインビジネスはネットショップ専用サービスですから、機能はやや限られていますが、ECサイトを作成したい方には最適です。
とてもシンプルなデザイン機能 ―編集オプションが意図的に少ないので、決断疲れせずにどんどんサイトを作れます。
ネットショップに必須の機能を搭載 ―在庫追跡、割引やクーポンの提供、配送管理、国別に消費税の請求、物理商品・デジタル商品の販売など、あらゆることが可能です。ShopifyやBigCommerceほど複雑ではありませんが、機能性は妥協していません。
便利な無料プラン ―無制限の商品を無料で販売でき、月額料金なしで主な機能を利用できます。ただし、全プランで少額の決済手数料がかかり、無料サイトのURLにはサブドメインが付きます(例:yourstore.square.site)。
サードパーティとの連携 ―FacebookやInstagram、Googleの検索結果ページから商品を販売できます。また、GoogleアナリティクスとFacebookピクセルで販売履歴を追跡し、どのお客さんがどの商品を気に入ってくれたか把握できます。Squareは顧客ベースの拡大を支援するため、独自のメールマーケティングツールも提供しています(別売)。
プロに依頼 ―Squareは2つの珍しいサービスがあります。プロのデザイナーにサイトのデザインを依頼するサービスと、Squareに商品を送って商品写真を撮ってもらう「フォトスタジオ」サービスです。商品を送ると、プロのカメラマンが写真撮影し、商品を返送してくれます。
サービスについて詳しくは
Squareオンラインビジネスの完全レビュー をご覧ください。
ネットショップの作成は簡単でした。いたるところに分かりやすい説明があり、知識ベースも参考になります。ただし、オンラインストア機能は全世界で使えるわけではないので、加入する前にお住まいの地域で利用できるかご確認ください。それ以外は良いでしょう。素早くECサイトを作成でき、快適な利用体験でした。
まとめ
有料プランにアップグレードする場合、パフォーマンスプランがおすすめ です。 プレミアムプランだと決済手数料が安くなり、配送機能も使えるようになりますが、パフォーマンスプランもコスパ抜群です。高度な統計データやカゴ落ちメールの自動送信、PayPalによる支払いの受付など、最も重要な機能を備えています。
有料プランにいつアップグレードすればいいでしょうか?
サイトビルダーの無料プランでは足りないと感じた時にアップグレードすると良いでしょう。ストレージ容量が足りなくなったり、アクセス数が時域を使い果たしてしまったりすると、アップグレードせざるを得ません。
他にも以下のような状況ではアップグレードを検討するのがおすすめです。
ブランディングをコントロールしたい場合や独自のドメイン名を使いたい場合 。
無料サイトに宣伝が表示されるのが嫌な場合。
ネットショップで多数の商品を販売したい場合。
高度なアプリやアドオンなど、無料プランでは利用できない機能を使いたい場合。
あなたにピッタリのサイトビルダーを選べるように、比較表に主な特徴をまとめました。
あなたにピッタリの無料サイトビルダーは?
サイトビルダーの無料プランは似たり寄ったりですから、どのような機能や特長があるのか、どんなサイトを作るのが得意なのか、日本語で表示できるのかを検討すると良いでしょう。無料サイトを作っても、妥協点が多いのは嫌ですよね。
自由にデザインしたいなら
Wixがオススメです 。 サイトのあらゆる部分を細かく編集できます。
ストレージ容量が多いサービスが良い方は
WordPress.comの無料プランでは3GB 利用できますから、他社サービスより多めです。
できるだけ素早くネットでサイトを公開したい場合は
とてもシンプルなSITE123 が気に入ると思います。
よくある質問
最高の無料サイトビルダーは?
ニーズによります。自由に編集したい場合はWixがピッタリです 。とてもシンプルなホームページを作りたい場合、SITE123を選ぶと良いでしょう 。世界最大のサイト構築サービスを利用したい方は、WordPress.comをご利用ください 。
「どのホームページ作成ソフトを選べばいいか分からない…」という方は、2023年におすすめのサイトビルダー をご覧ください。
無料でネットショップを作成することはできますか?
Squareオンラインビジネスは無料でeコマース機能を提供しています 。ただし、一部の機能に制限されており、アメリカなど一部の国でしか利用できません。また、独自ドメインを設定したり、すべてのeコマースツールを使うには有料プランにアップグレードする必要があります。
無料のホームページ作成ソフトはSEOに強いですか?
無料ホームページ作成ソフトがSEOに強くない理由はありません。ホームページ作成ソフトは、利用者がアクセス数アップを目指していることを知っていますから、何らかのSEO機能を提供していることがほとんどです。独自ドメインを設定すればSEOを改善できるかもしれませんが、それ以外の効果はないはずです。
SEOへの近道は、役立つコンテンツを発信することなのです。
一番使いやすいホームページ作成ソフトは?
私の体験では、SITE123とJimdoが一番使いやすいと思います。ただし、使いやすさを重視しすぎると、高度な編集ができない可能性があるので注意が必要です。必ず何かを妥協しなければならないということですね。
サイト作成に興味がある方は、ホームページの作り方2023年完全ガイド をご覧ください。