レビューと専門家の意見 Strikingly

グエン・ロジャーズ
グエン・ロジャーズ
サイト開発の専門家

シングルページサイトを作成したい場合、Strikinglyは素早く簡単に使いこなせるツールです。モバイルレスポンシブのテンプレートが充実しているほか、機能も十分ありますし、カスタマーサポートは最高です。しかし私の意見としてはWixなどの機能の豊富なサイトビルダーには敵わないと思います。


概要

Strikingly

この経済的なサイトビルダーで本当にきちんとしたサイトを作成できるのでしょうか?

初心者向けのサイトビルダーを使って素早くサイトを作成したいならStrikinglyがオススメかもしれません。テンプレートが豊富で価格も手ごろですし、日本語で利用できる素晴らしいカスタマーサポートがあります。

しかしStrikinglyには重大な欠点もいくつかあります。シングルページサイトを作成したいなら悪くありませんが、複数のページがあるサイトを作成したいならProプラン以上にアップグレードする必要があります。Wixほど自由に製作できるわけではありませんし、Squarespaceのようなeコマース機能もありません。

あなたの思い描いた通りにStrikinglyでサイトを作成できるでしょうか? 私がこのサービスを試験利用したとき、たくさんの制限があることに驚きました。

テンプレート

4.0
Strikingly

モバイルレスポンシブなテンプレートが豊富

Strikinglyは他のサイトビルダーよりはテンプレートが少ないですが、デザインの種類はとても豊富です。

テンプレートカテゴリはストア、ビジネス、ベンチャー、クリエイティブ、パーソナル、ブログの6種類あり、ニーズに合わせて絞り込むことができます。エディタに進む前にテンプレートをプレビューできるのも嬉しいですね。

あまりカスタマイズできない

Strikinglyはあまりカスタマイズできないのが欠点です。テキストの大きさを変えたり、画像を移動したり、新しいセクションを追加したりなど、基本的な編集はできますが、新しいものを作り上げているという感じはしません。

Wixのドラッグアンドドロップエディタならページの上で要素を動かしたり、色、サイズ、スタイルをそれぞれ変更したりできるのに対して、Strikinglyでは作成済みの要素を置き換えたり追加したりすることくらいしかできません。

例えば、商品アピールの欄にコールトゥーアクション(CTA)ボタンを追加することはできず、代わりに、商品アピールの欄の下に新しいボタンセクションを追加しなくてはなりませんでした。このような制限があると、思った通りにサイトを作れません。

しかし元のテンプレートをそのまま使わなくてもOKです。コンテンツを追加してから別のテンプレートに切り替えるのが簡単ですし、コンテンツの内容も自動的に新しいテンプレートに挿入されます。

モバイルレスポンシブなテンプレート

この項目に関してStrikinglyはとても良かったです。Strikinglyのンプレートはすべてモバイルレスポンシブなので、どんな端末でもきれいに表示されます。

テンプレートにはタップできるメニューが含まれており、モバイル端末でうまく利用できるように設計されています。ただ、Strikinglyでは一部のモバイル機能が有料なので注意が必要です。例えば、クリック・トゥー・コール機能はProプラン以降でしか利用できません。

Strikingly のテンプレートをもっと見るにはこちら

特徴

4.0
Strikingly

基本的なツールが豊富

シンプルなオンライン名刺が必要だったり、基本的な個人ブログを作りたい場合、Strikinglyには必要な機能がすべてそろっています。

しかしサイトの詳細なアナリティクス情報を見たい、高度なeコマース機能が必要などという場合は WixSquarespaceなどの充実したサイトビルダーをご検討ください。

ブログに必要なツールも充実

Strikinglyにはブログを立ち上げて管理するのに必要な基本的なツールがすべてそろっています。ブログ記事に簡単に画像を追加したり、コメント欄で読者と交流したりすることもできます。また、検索バーもあるので読者が簡単にコンテンツを見つけられるようにすることもできます。

記事をカテゴリ別に整理したり、最大で5つのラベルをつけることもできます。

アナリティクスではブログ記事ごとにページビューを見られるほか、読者がどこから来たのかなどの基本的な情報も確認できます。ブログの購読機能もあるので読者がメールに登録してあなたが投稿したときにメールを受け取れるようにすることもできます。RSSフィードやソーシャルブックマークをオンにしたり、必要がない場合は無効にすることも可能です。

シンプルなeコマースツール

Strikingly

Strikingly の無料プランではオンラインショップを追加したり、1つの商品を販売したりすることができます。リミテッドプランでは5つの商品を販売できます。大きなネットショップを運営したい場合、Proプランでは300商品、VIPプランでは500商品を販売できます。

ほかの大手ビルダーより安くネットショップを作成できるのが魅力的です。Strikinglyのeコマース機能は使いやすいので、商品は1つしかないならeコマース機能は十分役立つと思います。例えばブログを運営していて、電子書籍を販売したいという場合はStrikinglyのサイトで売るのが良いでしょう。

しかしStrikinglyは在庫管理、オフラインでの販売、自動消費税計算などの高度なeコマース機能はありません。そのため2つ以上の商品がある場合、eコマースサイトを作るには他社の方が良いでしょう

Squarespaceの方がコストは高いですが、完全にインテグレートされた買い物かご、在庫管理、クーポンビルダー、買い物かご復元ツールなどの高度なeコマースアドオン機能があるのでとても便利です。

サイトアナリティクス

他のサイトビルダーと同じように、Strikinglyはアナリティクス機能が搭載されているのでサイトへの訪問者数を確認できます。アナリティクス機能は全プランで利用できますが、他のビルダーと比べるとあまり充実していません。ページビュー、訪問者数、訪問者がどこにいるか、どんな端末からアクセスしているか、通信先などを見ることができます。

しかしモバイルアプリからアナリティクス情報を見ることはできませんし、ユーザーエンゲージメントに関する詳細データも見られないのがデメリットです。

サイトの利用者について詳しく知りたい場合、Google Analyticsにサイトを接続することができます。

ソーシャルメディアインテグレーション

私が試験利用したときには簡単にソーシャルメディアアカウントを接続してソーシャルフィードを追加できました。この機能ではサイトの利用者にインスタグラム、フェイスブック、ツイッターなどのあなたの最新の投稿を表示することができます。

無料プランではフェイスブックの個人プロフールへの投稿しかインポートできませんが、Proプラン以降だとビジネスページへの投稿もインポートできます。

サードパーティやアプリのインテグレーション

StrikinglyはWeeblyやWixなどと比べるとアプリ数が圧倒的に少ないでしょう。それでもGoogleマップ、Googleカレンダー、フェイスブックコメント、SoundCloudなど、サードパーティ拡張機能がいくつかあります。

私が試しにビジネスサイトを作成してみたとき、地図を追加したり、PDF文書をアップロードして、ダウンロード可能なリードマグネットにしたり、PayPalをセットアップして支払いに対応できるようにすることができました。機能一覧をご覧ください

使いやすさ

4.0
Strikingly

初心者には簡単、高度なユーザーには不十分

Strikinglyはとても使いやすいサービスですが、その大きな理由は大幅に変更することができないようになっているからなのです。例えば、ドラッグアンドドロップ機能はないので、セクションを追加するとき、要素をどのように配置するかあまりコントロールすることはできません。

作成済みのレイアウトから選べるのですが、要素を移動することはできず、レイアウトの見た目を変えたい場合は別のレイアウトを選ばなくてはなりません。

手間のかからないエディタ

Strikingly

Strikinglyのテンプレートにはコンテンツやストック画像が含まれており、サイトを作成するときに自分で置き換えることになります。私が使ってみたところ、セクションを削除したり、画像を置き換えたり、テキストのフォーマットを変更したりできました。

エディタの右側にはサイトプレビューが表示されるのでサイトが実際にどのように表示されるか確認でき、プレビューモードとエディタを切り替えなくてもいいのが便利です。また、一部の機能はブラウザと同じように反応します。例えば、メニューのオプションをクリックすると、サイト内の該当するセクションに進むことができます。

エディタでエラーやミスを防止できるのは良いと思います。テンプレートの変更内容は即座に保存されますし、変更内容が気に入らなければやり直しボタンをクリックして戻ることもできます。

Strikinglyはサイト作成の多くの部分を自動で行ってくれるので、利用者としてはあまりクリエイティビティを輝かせることができません。例えばセクションの元のレイアウトに要素が収まらなければ、追加することはできません。ボタンを削除したかった時、他の要素を代わりに追加することはできませんでした。

サイズ変更やページのほかの部分に要素を移動することに関しても同様です。設定済みのテンプレートレイアウトに収まらなければ変更・移動できません。

Facebook ワンクリック

Strikinglyのアカウントをフェイスブックのビジネスページに接続することができ、Facebookワンクリック機能を使えばそのページからデータをインポートしてサイト作成に役立てることができます。サイト作成を始める最初のステップとして便利です。

しかし本当にほんの数分でサイトが完成するのでしょうか?

残念ながら不可能です。

私がこのツールを試したとき、サイトはまあまあきれいにできましたし、Facebookワンクリック機能は関連のあるテキストをきちんとインポートしてくれました。しかしサイトの見た目を変更したり、コンテンツを編集したりするのにかなり時間がかかってしまったのです。コンテンツをインポートしただけでは公開できません。Strikinglyがあなたにピッタリか確認するにはこちら

カスタマーサポート

4.7
Strikingly

「ハピネススタッフ」は本当に利用者をハッピーにできるのでしょうか?

Strikinglyは全プランで問い合わせフォームからメールサポートを提供しているほか、「ハピネススタッフ」がライブチャットで対応してくれます。

日本語でサポートに問い合わせることができますが、今回は英語で試してみました。

電話サポートはVIPプランでしか利用できません。

エディタ内にチャットボット

エディタを開くと、画面右下に「?」マークがあります。これは自動チャットボットで、サイトを作成しながらでもサポート資料を表示できます。

チャットボットに質問すると知識ベースから記事やチュートリアルを探し出してくれますし、スタッフとチャットで質問したり、サポートチームにメッセージを送ることもできます。私が試してみたところ、チャットボットは比較的正確にサポート記事を見つけることができました。

問い合わせフォーム

Strikinglyのカスタマーサポートを試すために、問い合わせフォームで質問してみました。質問内容は「新しいテンプレートに切り替えた時、すでに追加したコンテンツをそのまま反映できるか」というものでした。質問を送信してわずか60秒以内にStrikinglyのハピネススタッフから返信が届きました。

Strikingly - contact form response

返信には関連のある知識ベースの記事へのリンクがあり、役立ちました。返信で質問への答えは分かったのですが、それ以上のことは分かりませんでした。新しいテンプレートにコンテンツが反映するということは書かれていたのですが、新しいテンプレートに切り替えてからコンテンツがどのように表示されるかなどは書かれていなかったのが残念でした。

ライブチャットは素早く対応

ほかの大手サイトビルダーはカスタマーサポートがあまり優れていないことで有名です。対応してくれるまでかなり待たされるのです。

Strikinglyの場合、チャットボットでライブチャットボタンをクリックして質問を送信すると、直ちにハピネススタッフにつながったのでとても良かったです。比較的簡単な質問を送ってみました。PDF文書をサイトにアップロードする方法を教えてください。

Strikingly - live chat 1

Strikingly - live chat 2

ハピネススタッフの方は関連するチュートリアルを送ってくれましたが、チュートリアルが欲しければ自分で知識ベースを検索したはずですよね。サポートスタッフの方の言葉で説明して欲しかったのです。

ライブチャットの対応はまずまずでしたが、チャットが終了してから数秒後、Strikinglyからメールが届きました。

Strikingly - live chat transcript

ハピネススタッフとの会話の内容のコピーが含まれていました。これはとても良いと思います。チャットで複数の質問をした場合、会話のコピーが届けば内容を忘れてしまっても安心です。

比較

Strikinglyを他のサービスと比較すると?

Wix 比較する 4.9 比較する
Site123 比較する 4.7 比較する
Strikingly 比較する 4.1 比較する
Google Sites 比較する 3.1 比較する

料金

4.5
Strikingly は永久無料プランがあります。Strikinglyのサブドメイン(例:mysite.strikingly.com)を利用することになり、毎月の帯域は5GB、ストレージ容量は500MB、24時間年中無休のライブチャットサポート、サイトで1つの商品を販売できるなど、たくさんの長所があります。

この無料プランには嬉しいポイントが多いですが、サイトにStrikinglyのブランディングが表示されないようにしたい場合やもっとたくさんの商品を販売したりストレージ容量を増やしたり、独自のドメイン名を利用したりしたい場合は有料プランにアップグレードする必要があります。

Strikinglyは3種類の有料プランを用意しており、価格が高くなるにつれてストレージ、帯域、販売できる商品数が増えていき、他のメリットもあります。Strikinglyは永久無料プランがあります.

リミテッドプランでは無料プランでできることのほかにネットショップで5つの商品を販売することができます(ただしStrikinglyのブランディングがサイトで表示されてしまいます)。毎月の帯域は50GB、ストレージ容量は1GB、独自のドメインでサイトを公開できるなどの特長もあります。

Strikinglyのブランディングを非表示にしたい場合、Proプランにアップグレードする必要があります。Proプランではサイトに複数のページを追加できるほか、ネットショップで最大300商品販売できます。無料ドメインを最初の1年間利用でき、帯域は無制限です。クリック・トゥー・コールボタンを追加でき、ビジネスサイトやレジュメサイトを作成したい場合に役立ちます。

最も充実しているのはVIPプランですが、サイトを1つだけ作りたいなら特長が多すぎると思います。ウェブデザイナーや代理店向けのこのプランでは、アカウント管理、電話サポート、最大5つのProサイトを作成できるなどのメリットがあります。

Strikinglyの有料プランはすべて価値があると思います。

キャンセルと返金

14日無料トライアルを利用するにはクレジットカード情報の入力が必要です。料金を請求されないためにはトライアル期間内にキャンセルする必要があります。トライアル期間が終了する3日前にStrikinglyからメールでリマインダーが届きます。

無料トライアルを使ってみたときに有料プランが気に入らなければ無料プランに切り替えることができます。しかしそうすると有料プラン限定の機能が利用できなくなりますのでご注意ください。

このレビューを執筆している段階ではStrikinglyは返金保証はないようなので、トライアルで有料プランの使い心地を確認する必要があります。そうしなければ1か月分または1年分の料金を支払う羽目になります。

ユーザーレビュー

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に関するまとめ Strikingly

シングルページサイトを作成したいならStrikinglyはまあまあ良いでしょう。特に日本語でサイトを作成したいなら役立つサービスです。モバイルレスポンシブのテンプレートが充実しているほか、機能も十分ありますし、カスタマーサポートも良いと思います。Facebookワンクリックは特に注目したい機能で、Facebookページをサイト作成に役立てたいと思っている方にお勧めです。

しかし複数のページを作成したいならProプランにアップグレードする必要があり、カスタマイズオプションや機能はかなり少ないのが欠点です。他にオススメのトップレベルのサイトビルダーと比べるとStrikinglyはパッとしません。

eコマースサイトを作りたいなら Squarespace の方がeコマース専用の機能が充実しています。コストは少しかかりますが、お勧めのサービスです。また、自由に想像力を輝かせたいなら Wix は見逃せません.

全体的に、Strikinglyは予算があまりない初心者に適したサービスでしょう。また、シンプルなビジネスサイトや個人ブログにも良いと思います。ソーシャルメディアのビジネスページをサイトにしたい、他のサイトビルダーは複雑そう…と思っている方にはStrikinglyがオススメです。

グエン・ロジャーズ
グエン・ロジャーズ
グエンはJavaScriptと読書が大好きなウェブデベロッパー兼ソフトウェアエンジニアです。彼女は仕事をしていないときには女の子にプログラミングを教えたり、バルコニーでヨガを楽しんだりしています。

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