当サイトでは徹底した検証と調査をもとにおすすめランキングを作成していますが、読者の皆さまからのご意見やプロバイダとの商業契約も考慮しています。このページにはアフィリエイトリンクが含まれます。「広告に関する情報開示」

GoDaddyの評判(2025年更新)│開発者の正直な感想

Maggy Di Costanzo レビューをした人: Maggy Di Costanzo
suzanne-stewart 著者: Suzanne Stewart
quotes

GoDaddyを検証した結果、ある結論に至りました。それは、ベーシック共有ホスティングプランは避けるべきだということ。性能が価格に見合いません。(Hostingerの方が性能が良く、長期プランが格安)。GoDaddyを利用するなら、WordPressホスティングプランが良いでしょう。ただし、高度な機能にフルアクセスするには、それなりの費用がかかりますのでご注意ください。

最も人気のあるウェブホスティングプラットフォームで同じWordPressサイトをホスティングし、パフォーマンスを測定しました。
結果をこちらでご覧ください >>

概要

GoDaddyの概要

🏆ルパフォーマンスグレードB
⏱️アップ時間保証はい
🔒無料SSLはい
🔧レンタルサーバーの種類共用, WordPress, VPS, 専用サーバーホ, 再販業者ホスティング
💡基本プランの特徴
  • ストレージ 20 GB SSD
💲開始価格$4.99
共用 再販 専用 クラウド WordPress

GoDaddyの長所・短所・改善点

  • 包括的なホスティングソリューション
  • 年間プランで無料SSLとドメイン提供
  • 30日間返金保証
  • 標準装備すべき有料機能が多い
  • Hostingerと比較して価格が高い
  • Hostingerより速度・稼働率が劣る
  • HostArmadaに比べてサポートが不十分

インターネットを使っていると、GoDaddyのことを耳にすることが時々あります。GoDaddyはドメイン名登録で認知度ナンバーワンのブランドなのです。この手の知識がない未経験者やサイト運営経験の浅いユーザーを対象としているので、操作が簡単で使いやすく、お手頃価格のホスティングプランをお探しの方にぴったりです。現在、GoDaddyはドメイン名登録だけが専門の会社から大きく進化していて、ウェブサイト関連のサービスをすべて提供しようとしています。

ホスティングサービスでは、共有ホスティング、再販ホスティング、WordPress専用プラン、VPSホスティング、専用サーバーを用意しています。

GoDaddyはウェブサービスで20年以上の実績があるため、質の良いサービスだろうと思いますよね。期待通りのサービスなのか確認するために、GoDaddyでテストサイトを作り、数か月間使ってみてパフォーマンスを調査しました。この調査はWebsite Planetのウェブホスティング大比較の一環として行いました。

GoDaddyのWordPress用レンタルサーバではなく、激安で使いやすく充実したホスティングサービスを探している方はHostingerの最新のオトク情報をご覧ください。当社調べで最高のパフォーマンススコアを記録し、性能だけでなくコスト面も非常に優秀です。

3.5

特徴

GoDaddyは口先ばかり。改善の余地あり

結局のところ、GoDaddyが力を入れているのはドメインの販売です。業界最安というわけでもなく、GoDaddyにとってはドメイン販売が主力であり、ホスティングサービスは二の次のような印象を受けます。

私の経験では、WordPress用レンタルサーバプランのほうが共有レンタルサーバプランより多機能です。そこで、両方を試して比較しました。GoDaddyの共用レンタルサーバは古いApacheサーバなので、スピードにはあまり期待できません。WordPressプランにSSDストレージが含まれるのは良いでしょう。より安価で(高速な)LiteSpeedサーバーを提供するHostingerのWordPressプランの方がはるかにコスパが高いと言えます。

GoDaddyの機能については、ホスティングプロバイダとしてはスタンダードなものばかりです。無料SSL証明書のオプションはあるものの、1年以上利用したい場合は最安プランでは対応できません。また、ファイアウォールやマルウェアスキャナーなどの高度なセキュリティ機能もありますが、追加費用がかかります。SEOツールも別途料金がかかります。

GoDaddyの機能がいかに少ないか理解してもらいたいため、以下でいくつか詳しく取り上げます。

GoDaddyのホスティングは一般的なコントロールパネルを採用しています。Linux共有ホスティングはcPanelで動作し、VPSユーザーはWindowsおよびクロスプラットフォーム環境向けにcPanel with WHMまたはPlesk Obsidianを選択可能です。これらは業界標準ツールで日本語にも対応していますので、他社のホスティング経験があれば使い方は簡単です。

無料のSSL証明書が含まれる

はっきり言って、SSL証明書は「あったらいいな」ではなく「絶対必要」なものです。サイトとユーザー間を行き来するすべてのデータを暗号化し、双方の安全を守る技術なのです。検索エンジンもセキュアなサイトを優先しますから、欠かせません。

以前、GoDaddyの共有レンタルサーバのスタンダードプランに無料SSL証明書は付いていませんでした。幸い、現在は一番安い共有ホスティングプランもSSL証明書が1年間無料です(他のプランでは無制限のSSLが含まれます)。

GoDaddyのWordPressプランにも無料のSSL証明書が付いています。すべてのプランにです。他社の場合、「無料なのは1年間だけ」ということがありますが、GoDaddyの場合はずっと無料です。GoDaddyがすべてのホスティングサービスで無料のSSL証明書を提供するようになったのはホッとしました。正しい方向への第一歩です。

共有レンタルサーバとWordPressプランには無料バックアップが含まれる

GoDaddy's daily backups
GoDaddyには、便利な追加機能として日次バックアップがあります

GoDaddyの機能でもう1つの歓迎すべき変更点は、共有ホスティングプランでは自動バックアップが毎日行われるようになったことです(以前は一部のWordPressプランでしか利用できませんでした)。スケジュールを設定したり、オンデマンドでバックアップを作成したり、数回クリックするだけでバックアップからサイトを復元したりできます。1つ残念なのは、マネージドWordPressベーシックプランでは週次バックアップしか行われないことです。

自動マルウェアスキャンも含まれる

GoDaddyの一番安いWordPressホスティングプランにも自動マルウェアスキャンが無料で利用できます。Ultimateプラン以上を選ぶと(もちろんコストは高くなりますが)、簡単なマルウェアスキャンに加え、無制限のマルウェア削除とハッキング修復も含まれます。

とはいえ、包括的なセキュリティツールのセットが全プランに無料で付いてくるホスティングサービスもあります。例えば、Interserverの無料セキュリティツールのセットでは、マルウェアスキャナー、ウイルス対策、ファイアウォールを利用できます。GoDaddyのスタンダード共有ホスティングプランでこれらの機能を利用するには追加料金が発生します。

eコマースツール

GoDaddy e-commerce plan features (US)
GoDaddyのeコマースプランはビジネスの拡大に合わせて拡張が可能です

GoDaddyの最大の強みの一つは、高度なeコマース機能です。最上位の「Ultimate WordPressプラン」ではWooCommerceの自動インストールが可能で、3種類の専用WooCommerceプランを用意しています。これらのマネージドプランはUltimateプランよりも料金がかなり高め(気軽に加入できないレベル)ですが、高額なだけあって性能には大きな違いがいくつかあります。

まず、通常であれば数万円かかる20以上のプレミアム拡張機能を無料で利用できます。これには、プレミアムストア管理、カート・決済機能、分析アプリなどが含まれます。第二に、Amazon、Walmart、Etsy、eBayなどの複数のプラットフォーム間で一貫してマーケティングできる機能があります。さらに、対面販売も予定している場合、GoDaddy独自のPOSシステムを利用できます。

GoDaddyの主な特徴

無料ドメイン名? (1年間)
無料バックアップ
無料メール
返金保証 年間プランでは30日間、月間プランでは48時間
稼働率保証 99.9%
データセンター アメリカに4箇所、シンガポールに1箇所、ヨーロッパに1箇所
4.0

使いやすさ

GoDaddyホスティングの体験談

GoDaddyのホームページは誤解を招くと思います。きれいにデザインされていてロゴもモダンですが、サービス自体に最新のツールが満載で使いやすく設計されているというわけではありませんでした。

GoDaddyで新しいアカウントを作成

GoDaddy Review
GoDaddyのサイトには「免責事項を探す」ゲームがあります

GoDaddyのプランで特に注意すべき点は、詳細情報が乏しいことです。例えば、他社のホスティングサービスとは違い、サーバーソフトウェアやPHPバージョンを始めとする各プランの内容が一目でわかる比較表がありません。基本的な情報や各プランの相違点は記載されていますが、テクニカルな詳細はどこにも見当たりませんでした。

技術的な詳細情報を気にしない方なら、GoDaddyのこの欠点は気にならないかもしれませんが、個人的には少しストレスに感じました。求めている情報を探すのにすごく時間がかかったからです(ライブチャットサポートに問い合わせるはめになりました!)

ドメイン接続とWordPressのインストール

上記の通り、GoDaddyに登録してベーシックウェブホスティングプランを選びました。登録作業は全体的に簡単です。ドメインを接続するために、ネームサーバーではなくAレコードの情報がすぐに表示されました。一応、そのスクリーンショットを撮っておいたのですが、後で情報を再確認できると思い、あまり気に留めていませんでした。

ちなみに、「ネームサーバー」はとても簡単にドメイン名を接続する方法です。

しかし、その後でAレコードの情報はどこにも見つからなかったため、スクリーンショットを撮らなければドメインを接続するのはとても大変だったはずです。アカウントのメインエリアにはほとんど情報が掲載されていませんし、タブは購入できる追加サービスに関するものばかりで、プランに含まれている機能ではありません。

エコノミーホスティングを1つしか選んでいないのに、カートには5つのアイテムが入ってしまっています
エコノミーホスティングを1つしか選んでいないのに、カートには5つのアイテムが入ってしまっています

ドメイン接続の話に戻ります。必要な情報がどこにも見つからず、サポートも役に立ちませんでした。サポートに質問したのですが、スタッフの方が教えてくれたネームサーバー情報は間違っていたのでドメインを接続できませんでした。結局、スクリーンショットを見て自分でドメインを接続できたのですが、必要以上に面倒でした。初めてウェブホスティングサービスを利用する方はこんな面倒な作業は嫌ですよね。

もちろん、レンタルサーバと一緒にドメイン名を購入するかドメインが無料で含まれるプランを選べば、ドメイン名の設定は完了しており、アカウントダッシュボードからホスティングスペースにリンクするだけで済みます。この作業は簡単です。後でGoDaddyからドメインを取得する場合、簡単に接続できます。このことから、「GoDaddyから直接新しいドメインを購入させたいのでは?」という印象を受けました。2回目に試したときはGoDaddyからドメインを買ったのですが、とても簡単でした。

きちんとGoDaddyに支払っても、詐欺だと思われてしまいました

3週間後、GoDaddyは私が不審な利用者だと思ったようで、いきなり本人確認が必要だと言われてしまいました。詐欺ユーザーだと認識したようです。

他のホスティングサービスでもこのような事が起きることがありますが、登録した直後に起きる傾向があります。他社の場合、本人確認するまでアカウントを利用できないようになっていることが一般的です。登録して3週間経ってからGoDaddyは本人確認していないことを思い出したのでしょうか?その時点ではコントロールパネルをあまりチェックしていなかったので、通知を見逃してしまったのかもしれません。

そして、なんとアカウントが突然停止されたのです!

最初にセットアップした情報がすべてなくなってしまい、一から登録し直さなければなりませんでした。

私の観点からすれば、これはとんでもなくひどい対応です。セットアップした情報がすべてなくなったので時間の無駄になりましたし、自分でAレコードの情報のスクリーンショットを撮ろうと思わなければ、ドメイン名をホスティングアカウントに接続することすらできなかったでしょう。

WordPressホスティングプランでは状況が改善

GoDaddy WordPress setup screen
WordPressのインストールウィザードは初心者でも安心です!

少なくともWordPressのインストールは簡単でした。WordPressホスティングプランではあまりにも簡単で、「こんなに簡単にできるのか!」と感動したほどです。インストールウィザードがすべての作業を案内してくれるので、初心者も失敗しません。インストールは約5分で完了し、まだドメインを取得していない場合も、WordPressは一時的なドメインにインストールされるのですぐに作業を開始できます。

その他の使いやすい機能

GoDaddy Airo サイトオプティマイザー

GoDaddy Airo AI assistant features
GoDaddyのAiroサイトオプティマイザーは単なるSEOツールではありません

GoDaddyでは、サイトのアクセシビリティやSEOを向上できるAIアシスタント機能が利用できます。Airoはサイトのキャッチーなドメイン名の提案や、メールアドレスやSNSハンドル名の作成もできます。さらにコンテンツ生成も可能で、サイト全体の構築からアップロードした写真付きの商品説明文の作成などに対応できます。

AiroはキーワードやメタディスクリプションといったSEO要素の提案も可能で、ソーシャルメディアカレンダーや投稿コンテンツの作成もできる点が特に便利です。ただし、これは他のGoDaddyの機能にも言えることですが、Airoにも懸念点があります。それは、Airoを利用したい場合は、年間契約が必要なこと。

GoDaddyのメールホスティング

WebおよびWordPressホスティングプランには、Microsoft 365 Email Essentialsの無料トライアルが付属しています(プランに応じて最大5つのメアドを取得可能)。サイトとメールアカウントを同一サービスでホスティングする必要はありませんが、トライアルに登録すると設定プロセスが迅速化でき、メールアドレスを即時利用できます…ただしトライアル期間中しか使えません。

Email Essentialsのサービスが気に入った場合は、Plusプラン(より高度なセキュリティ機能付き)またはSecure Online Essentials(Microsoft 365 Online無料アクセス付き)へアップグレード可能です。ただしGoDaddy経由であるため、更新費用が高く、有料機能のアクセス制限があります。また、機能のパフォーマンスもイマイチです(詳細はパフォーマンスセクション参照)。より安価な代替案として、InterServerのメールホスティングプランならアカウントを無制限に作成できますし、100%稼働率を保証しています。

4.0

パフォーマンス

2つのホスティングプランで全く異なる結果に

ウェブホスティングを調査するにあたって、一般的なサイトにあるような機能をWordPressで追加してテストサイトを作っていきました。できる限り平均的なサイトを再現して、本当の性能を調べるためです。また、テクニカルサポートに問い合わせて、サイトの最適化方法を勧めてくれるか、実際にサポート側で最適化を行ってくれるか調べました。サイトの速度をアップしてもらえれば、第一印象が良くなりますよね。この作業は2回行いました。1回目は標準的な共有レンタルサーバで、2回目はWordPressホスティングプランで最適化を行ってもらったのです。結果を比べると、まるで全く異なるホスティング企業を検証したかのように感じました!

標準的な共有レンタルサーバーのパフォーマンスは期待外れ!

GoDaddyのサポートスタッフはWP Smushというプラグインをインストールすることを薦めてくれました。画質を落とすことなくWordPressの画像を圧縮するプラグインです。まあまあ良い提案でしたが、それ以外はアドバイスしてくれませんでした。

GoDaddyでホスティングしたサイトのページを完全にロードする平均速度は2.94秒で、全く良くありませんでした。世界各地でのページロードの平均速度は4.160秒でした。理想的にはロード時間は2秒以下であるべきです。稼働率は99.974%だったのはせめてもの救いでしょう。

実に最悪なスピードです。

GoDaddyのWordPressホスティングのほうが速いものの、パフォーマンスが不安定!

GoDaddyのWordPressホスティングのパフォーマンスに大きな期待を寄せていました。SSDを使用していますし、WordPressサイト向けに最適化されているはずだからです。しかし、検証を重ねたところ、結果はまちまちでした。

GoDaddyのWordPress Ultimateプランでホスティングしたサイトのページの読み込みが完了するまでの平均時間は1.78秒と悪くはありませんが、驚くべき速さでもありません。最速は1.1秒、最遅は3.2秒と一貫性に欠けています。稼働率はさらに悪く、平均で99.159%となりました。非常に残念です。

技術的なことについて詳しく説明していきますが、お急ぎならサポートの項目にスキップしましょう。ただ、GoDaddyのサポートはもっと評価が悪かったのです。

データセンターは3か所の中から選べますが、GoDaddyは各データセンターがどこにあるかはっきり明かしていないので、どれがパフォーマンスが良いのか見当もつきません。「北アメリカ」、「ヨーロッパ」、「アジア」という大まかな選択肢から選ぶことになります。なお、他のホスティング企業はデータセンターがどこに位置しているのかきちんと説明し、写真や詳細情報も明記されていることがほとんどです。

なお、調査には、完全にロードするまでの時間を測定できるGTmetrixを好んで使っています。次に、Sucuriで世界各国のロード時間を調べ、UptimeRobotでサイトが常に公開されているか調べました。

ロボットに任せられるのは便利です。

GTmetrix

標準的な共有レンタルサーバ

Website Planet's GTmextrix report for GoDaddy shared hosting
これがテスト用ではなく実際のサイトであれば、ロードが遅すぎてページを離れていたと思います

ページが完全にロードするまでの時間は最速でも2.2秒で、推奨の2秒を上回っています。平均ロード時間は2.94秒で、一番遅くて5秒でした。

GoDaddyで最速のロード時間は他社のホスティングサービスの一番遅いときのロード時間ですし、こんなに重いサイトだとほとんどの人が諦めてしまうはずです。平均速度もかなり遅く、3人に2人はバウンスしてGoogleの検索結果ページに戻ってしまうでしょう。

GoDaddyの担当者が「このサービスでは2.2秒が最速です」と告白したのには驚きました。冗談ではないと思いますが、失笑してしまいました。

GoDaddy WordPressホスティング

Website Planet's GTmextrix report for GoDaddy WordPress hosting
GoDaddyの速度がもっと安定していれば良いと思います!

最速のページ読み込み速度が1.1秒だったのは悪くありませんが、残念ながら長続きしませんでした。テストサイトの読み込み速度が大きく上下するのがかなり気になります。平均速度は常に2秒以内でしたが、3.2秒では訪問者がGoogleに戻ってしまう可能性が高いです。もっと良い結果を期待していたのに、残念です。

Sucuri

標準的な共有レンタルサーバ

Website Planet's Sucuri report for GoDaddy shared hosting
残念ながらあまりにも遅すぎます

世界各国の測定値を見ていきましょう。最速だった都市の平均ロード時間(3.833秒)は一番遅い都市とほとんど同じ(4.504秒)でしたから、どこにいてもパフォーマンスは悪いことが分かります。全世界を平均しても4.160秒というのは推奨のロード時間の2倍以上です。

GoDaddy WordPressホスティング

Website Planet's Sucuri report for GoDaddy WordPress hosting
良くなりましたが、それでも赤が多すぎます!

今回のテストサイトはヨーロッパサーバーで運用しているため、ヨーロッパでページ読み込み速度が素晴らしいのは当然です。全世界のページ読み込み速度も平均で1秒ちょっとと優秀です。この結果を見て少し希望を感じましたが、ロサンゼルス(アメリカ)で4秒以上かかったのは訳が分かりません!東京での読み込みにも1.7秒以上かかりました。

UptimeRobot

標準的な共有レンタルサーバ

Website Planet's UptimeRobot report for GoDaddy shared hosting
まぁまぁといったところです

稼働率を4か月間調査したところ、99.974%でした。悪くはありませんが、サイトが頻繁にダウンしてしまいました。1〜2週間に一度、3〜4分間サイトが停止してしまったのです。嫌な予感です。検証中、他社の場合は3〜4回程度しかサイトは停止しませんでしたが、GoDaddyでは約20回も停止してしまいました。

GoDaddy WordPressホスティング

GoDaddy WordPress Hosting UptimeRobot
2週間足らずでこれだけの停止時間が発生したのはショックでした!

GoDaddyの標準的な共有レンタルサーバではサイトが何度も停止してしまいましたが、WordPressサーバーはさらに悪い結果となりました。パフォーマンス面で好調なスタートを切った後、UptimeRobotにログインしてWordPressプランのテストサイトの稼働率を確認したところ、衝撃的だったのです。標準共有レンタルサーバですら稼働率99.95%を達成したのに、WordPressホスティングはひどい状況に。

確かにWordPressサーバの検証期間は共有サーバより短かったものの、約2週間でサイトは40回も停止し、1~2分間停止することがほとんどでしたが、ある時は43分間も続きました。99.9%の稼働率保証で許容される月間のダウンタイム「許容範囲」が、たった1回のダウンタイムで下回ってしまったのです!

稼働率99.9%保証がありますが、内容はあまり良いものではありません。補償として月額料金の5%をクレジットとして受け取れるだけで、GoDaddyの追加サービスを購入するためにしか使えません。また、「予定されたメンテナンス」や「我々の制御を超えた原因」など、保証適用外となる条件が多数ありますから、あまり期待できません。

3.5

カスタマーサポート

ここまでの調査結果は一貫して悪かったですが、サポートはさらに悪いことが分かりました。GoDaddy以外にもサポートセンターを海外に移転しているホスティングサービスはありますが、GoDaddyのサポートは最悪です。

エキスパートが24時間年中無休でライブチャットに応じていると宣伝していますが、実際にはライブチャットで問い合わせてもほとんど毎回かなり待たされますし、全然利用できない時もあります。日本語では全く利用できなかったので、英語の窓口を利用するはめになりました。更に、ライブチャットで問い合わせたときに対応してくれたとしても、回答内容はほとんど役に立ちませんでした。

電話サポートは、英語、日本語、その他数言語の窓口がありますが、対応が良くありません。何がそんなに悪かったのか?というと、まず、英語担当者にもかかわらず英語がほとんど話せず、自社の仕組みすら理解していないように感じました。提供サービスの内容や各プランの違いも把握していないようでした。ウェブホスティングの仕組みすら理解していませんでした。GoDaddyのパフォーマンスが悪かったことを指摘したら、「これ以上のパフォーマンスは無理です」とあっさり認めたのはかなり悪印象です。

対応した担当者は、延々と同じ説明を繰り返すばかりで、よく接続が切れたり、返信が来なくなったりもしました。途切れたらもう一度掛け直して対応してくれるのを待つ必要があり、前の会話の内容は保存されていませんから最初から説明しなおさなければなりません。その間にまた通話が途切れることもありました。

以前の問い合わせを追跡したり、大きな問題を解決したりすることはできませんでした。読み込み画面のまま、にっちもさっちもいかない状況だったのです。

プレセールスのスタッフとチャットしたときにはサービスが本当に素晴らしいと嘘をつかれました。宣伝用の原稿をそっくりそのままコピー&ペーストしていたのです。正しくペーストさえされていないこともありました。

Website Planet's GoDaddy customer service chat experience
対応には最後まで本当にがっかりしました

プランの違いを質問したのですが、担当者は違いを知らなかったようです。彼女は最初に「一部のプランにSSL証明書が含まれています」と説明していたのですが、その後で「一番高いプランにしか含まれていません」と言い、話が矛盾しています。また、どのプランがWordPressに対応しているのか分からず、私に合っているのがどのプランなのかはっきり説明できませんでした。このやり取りは1時間ほど続いたのですが、全く役に立ちませんでした。

WordPressをインストールするのをサポートして欲しかったため、テクニカルサポートにその旨をはっきり伝えました。

サポートスタッフは「ご用件は何ですか?」と返信しました。

私はもう一度同じことを繰り返します。「WordPressをインストールするのを助けてほしいのですが。」

今度はどんな問題に遭遇しているのかと聞かれました。

もう一度、WordPressをインストールしたいのだと伝えました。

同じようなやり取りを何度か繰り返した後、Installatronを使うように言われました。

次に、ドメインを接続するのを助けて欲しいと言ったところ、サポートスタッフは「接続はすでに完了しています」と何度か念を押してくれたのですが、実際は接続されていませんでした。ドメインは自動的に接続されるわけではありませんし、GoDaddyで登録したドメインでもありませんから、手作業で接続する必要があるのです。

きちんとしたサポートスタッフならDNS浸透テストを実行して、ドメインがどこに指定されているのか確認してくれるはずです。しかしGoDaddyのサポートスタッフは嘘をついたのです。このチャットでは相手からなかなか返信が届かず、会話が進むのにかなり時間が掛かりました。

担当者はきっと他に数十人のユーザーの対応をしていたのでしょうが、なかなか回答してくれないのはかなりもどかしいものです。

自分でドメインを設足できるように、やっとのことでネームサーバーの情報を教えてもらうことができたら、チャットを終了しました。これで一件落着かと思いきや、サポートが教えてくれたネームサーバーの情報は間違っており、うまくいきませんでした。結局自分で問題を解決する羽目になりました。

テーマやWordPressのセットアップで質問をしたかったのですが、ライブチャットは最低でも数時間利用できない状態で、結局諦めてしまいました。

後でサイト最適化について助けを求めたところ、可笑しなことが起きました。数人のサポート担当者にメッセージを送ったのですが、毎回なぜか1、2回で切断されてしまったのです。最後に応じてくれた担当者は「WP Smushをインストールすると良いですよ」とアドバイスしてくれました。このアドバイス自体は悪くはありません。

それでもページのロード時間は2.2秒で遅い方です。

The maximum GoDaddy speed, apparently
チャット画面のスクリーンショットの多くは省略しました。理由はお察しの通りです

「これ以上は無理ですか」と皮肉を言ったところ、皮肉だったことが分からなかったらしく、「そうです、これが最高速度です!」と嬉しそうな返事が送られてきました。

担当者が「これが精一杯です」と言うのであれば、信じるしかありませんね。

WordPressホスティングプランでサイトの問題が発生したのでサポートに連絡したところ、前回ほどひどくありませんでした。しかし、担当者の対応には不安を感じました。というのも、簡単な質問だったにもかかわらず、奇妙なほど複雑な回答だったからです。説明します。

インストールウィザードを使ってWordPressを設定する際、自分でパスワードを設定するわけではありません。アカウントダッシュボードにあるリンクでWordPressの管理画面に直接アクセスできるからです。ここまでは問題ないのですが、私が何かをした後(何をしたかは忘れましたが)、そのリンクが使えず、WordPressにログインできなくなってしまったのです。奇跡的にサポートにはすぐ繋がったものの、「パスワードをリセットするにはどうすれば良いですか?」と質問したところ、非常に奇妙な回答が返ってきました。

Website Planet's chat interaction with GoDaddy support
確かにこれでうまくいくでしょうが、もっと簡単な方法があるはずなのです!

WordPress経験者であれば、ログインページに「パスワードをお忘れですか?」というボタンがあることをご存知でしょう。そのボタンをクリックすれば簡単にパスワードをリセットできます。しかし、GoDaddyの場合、データベースに入ってパスワードを再設定するよう指示されたのです。必要以上に面倒なやり方で、笑ってしまいましたが、サポート担当者がいつの間にかこの作業を行い、新しいパスワードを教えてくれました。問題を解決できたので良かったものの、まったく奇妙な体験でした。

3.5

料金

コスパは妥当だが、他社の方が安い

GoDaddyは4つの共有ホスティングプランと3つのWordPressホスティングプラン(Basic、Deluxe、Ultimate)を提供しています。後者は最上位のUltimateプランでも、ホストできるWordPressサイトは1つだけです。つまり、サイトの数だけ新しいアカウントを登録する必要があるということです。前者(共有ホスティングプラン)のDeluxeプランやUltimateプランならそれぞれ10サイトと25サイト運用できるのでコスパは上がりますが、Airoのサイトデザイナーやオプティマイザーといった機能は利用できません。

Basicプランには週次バックアップが含まれますが、上位2つのプランでは日次バックアップが利用可能です。また、上位プランにはCloudflare CDNが無料で含まれます。全プランにおいて帯域幅は無制限で、無料SSL証明書が含まれ、ドメインが1年間無料となり(但し、更新料は非常に高額です)、WordPressがインストール済みです。WooCommerceは最上位プランでしか利用できません。

GoDaddyは「マネージド」WordPressを宣伝していますが、私の経験では「半マネージド」に近いです。他社のマネージドホスティングサービスでは任せられる作業を、GoDaddyのマネージドサービスでは自分で行わなければならない場合があります。

GoDaddyの共有ホスティングやeコマースプラン以上の機能が必要な場合、小規模なVPSプランを検討できますが、最大4vCPUと16GB RAMまでしか提供されません。テストしたところ、VPSのパフォーマンスは「まあまあ」と評価されました。GoDaddyの他のホスティングプランと同じく、VPSプランも競合他社が提供するプランほど料金は安くなく、機能も豊富ではありません。

GoDaddyの返金保証はやや複雑です。年間プランに登録した場合、30日以内に問い合わせれば返金してもらえますが、月々プランではわずか48時間です。また、Microsoft 365メールなど、「1年目は無料」の機能には注意が必要です。1年が経過すると自動更新されます。更新前の通知メールが1通届きますが、それを見逃すと全額が請求されます。

.
Hostinger-logo-primary

Hostingerのプランが最大75 %オフ!

期間限定です。お見逃しなく!

13263 のユーザーがこのクーポンを利用しました

比較として、Hostingerのほうがはるかにオトクです。共有プラン、WordPressプラン、VPSホスティングプランのいずれに関しても、Hostingerのプランの方がGoDaddyより安く、機能面もサービス面も優れています。

GoDaddyの評判(2025年更新)│開発者の正直な感想 WordPress ホスティング
GoDaddyの評判(2025年更新)│開発者の正直な感想は、無料の独自ドメインが含まれるレンタルサーバープランもあります。

比較

GoDaddyの評判(2025年更新)│開発者の正直な感想を他のサービスと比較すると?

1Hostinger比較する当社のスコア4.9比較する
1IONOS比較する当社のスコア4.9比較する
1GoDaddyの評判(2025年更新)│開発者の正直な感想比較する当社のスコア3.7比較する
1OVHcloud比較する当社のスコア3.4比較する

GoDaddyの評判(2025年更新)│開発者の正直な感想 レビュー:まとめ

繰り返しますが、GoDaddyのベーシック共有ホスティングプランは利用しない方が良いでしょう。ドメイン登録サービスは妥当で、有名ブランドなので非エンジニアでも馴染みはあると思います。しかし、基本的なホスティングサービスはお金の無駄です。

WordPressプランのほうが良いですが、パフォーマンスが低い割には高すぎます。HostingerのWordPressプランのほうが読み込み速度が速く、稼働率もほぼパーフェクトで低価格です。また、無料ドメイン、メールアドレス、バックアップソリューションなども含まれます。

よりお手頃で、サポートが充実したホスティングサービスなら、HostArmadaがおすすめです。サポートに問い合わせたところ、迅速かつ丁寧で、問題をすぐに解決できました。解決率が99%を誇るホスティングサービスです。

よくある質問

GoDaddyのホスティングサービスの品質は?

当社調べでGoDaddyのWordPressサイト用ホスティングサービスの稼働率は99.1%という悲惨な結果となりました。また、読み込み速度は1.1秒~3.2秒を記録しました。格安ホスティングサービスの上位2社でさえ、平均読み込み速度は0.8秒という満足できる数値で、稼働率は100%です。正直なところ、GoDaddyより優秀で安いホスティングサービスはたくさんあります。

GoDaddyは初心者でも簡単ですか?

WordPress自体は初心者でも比較的簡単に使いこなせます。しかし、GoDaddyは初心者向けプラットフォームではありません。但し、アカウント登録とドメイン接続を自身で行い、WordPressを使える状態にすることができれば、問題ないでしょう。

GoDaddyはeコマースに向いていますか?

GoDaddyよりeコマースに適したホスティングサービスは他にあります。GoDaddyのUltimateプランは高額トなので、オンラインストアを構築しても商品が売れる前にかなりの出費となります。また、稼働率が低いため、顧客と売上を失う原因になりかねません。

GoDaddyより優れたホスティングサービスは?

GoDaddyのWordPressプランは悪くありませんが、他に優秀なサービスは多数存在しますから、時間とお金を費やすほどの価値はありません。2025年おすすめのレンタルサーバ 10選をご覧ください。そちらで紹介しているホスティングサービスはどれもGoDaddyより優れています。

ドメイン登録する場合、GoDaddyとNameCheapではどちらがおススメですか?

少なくとも更新料は、NameCheapの方がGoDaddyよりも安いです。また、すべてのTLDでドメインプライバシー保護サービスが無料で付いていますが、GoDaddyでは一部のTLDのみ無料です。ホスティングとドメイン名を同一プロバイダーに縛りたくない場合、NameCheapがはるかに優秀でしょう

GoDaddyはVPSホスティングサービスを提供していますか?

はい、GoDaddyはLinuxおよびWindows OS対応のVPSプランを提供しています。これらのプランは、大量のコンピューティング処理を必要とせず、自身でサーバー管理に慣れている開発者やこの分野に精通した方におススメです。なお、マネージドプランも存在しますが、かなり高額になります。
Suzanne Stewart
ライター:
Suzanne Stewart
31年前にフリーライター・編集者として活動をはじめ、2008年からオンラインコンテンツを執筆。編集とSEO戦略の資格を持っています。Website Planetの読者の皆さんと同じように、「どの製品がおすすめ?避けるべきなのは?」と悩むこともしばしば。そのような疑問を解消できる記事を書いています。製品の検証とレビューを行っていないときは、ケルティック・ラップハープを弾いて音楽療法のボランティアを行っています。大自然を愛する彼女の趣味はハイキング。家族や孫、2匹のネコと時間を過ごすのも大好きです。
Maggy Di Costanzo
編集者:
Maggy Di Costanzo
Maggy Di CostanzoはWebsite Planetの編集者で、eコマースプラットフォーム、ウェブサイトビルダー、ウェブホスティングサービスのレビューを専門としています。フリーランスのAIコンテンツスペシャリスト、編集者、ライターとしての経験を持つ彼女は、マーケティングや不動産などの業界で得た多彩なスキルを活かしています。編集やSEOのトレンドの更新をしていないときは、愛犬とハイキングに出かけたり、ディナーパーティーを企画したり、株式市場を追跡したりすることを楽しんでいます。
1.1
ユーザーレビュー
22か国語の12件のレビューに基づく情報
GoDaddyの評判(2025年更新)│開発者の正直な感想について日本語で初のレビューを投稿しましょう!
ユーザーのレビューは確認されていません
レビューを書く
他の言語でレビューをご覧になれます
レビューに返信
返信する
へ GoDaddyの評判(2025年更新)│開発者の正直な感想
reply
ja
エラー
onclick="trackClickout('event', 'clickout', 'Visit User Reviews', 'godaddy', this, true, ReturnPopup );"
View 1 reply
%d件の返信を見る
Migrated my account. Restored old data. Site destroyed.

Godaddy migrated my shared hosting from a legacy service to a new cpanel service. I called in and reviewed site. Told them it was old. They looked at my current site and said I was not going to be migrated. Week later they uploaded the old data..

avatar
PlayJudo, 米国
2022年1月20日
1
GoDaddy Hosting Review

All my blogs are with godaddy windows hosting, recently i purchased a new hosting plan. Got a free domain with big discount on economy hosting. my suggestion is need to add more features, like others hosting companies are offering.

avatar
charan, 米国
2016年12月22日
4
家族との共有マルチユーザーとの共有専門サポートバックアップスマート同期個人向けサービス法人向けサービスチーム向けオプションオフラインフォルダファイルの履歴・復元
GoDaddyの評判(2025年更新)│開発者の正直な感想 の類似サービス
エックスサーバー:国内シェアナンバーワン
当社のスコア
4.6
他社比でも明確な安定性とサイトスピードの高パフォーマンス
レビューを読む
Hostinger:最高のパフォーマンスで低コスト
当社のスコア
4.9
長期プランは業界最安値
レビューを読む
お名前.com:24時間年中無休の電話サポート
当社のスコア
4.5
ドメインとサーバーの割引で契約開始時の価格が激安
レビューを読む
ヘテムル:高速で使いやすい
当社のスコア
4.5
大容量500GBでお得なサービス
レビューを読む
Client reviewsSecure paymentsDetailed freelance portfoliosQuick dispute resolution
19953
速度と稼働率が最高1image

破格の高性能ホスティング

さらに、ドメイン名とメールアドレスを無料でゲット