アメリカ会社設立サービス 7選│日本にいながら起業！2024 年

Tailor Brands（テイラー・ブランズ）の最大の魅力は、ビジュアルデザインツールやマーケティングツール、アドオンサービスが充実していること。LLC設立を代行するほかにも、グラフィックデザイン、ブランドを成長させるのに役立つ素材、ソーシャルメディアツール、ホームページの開発など、幅広いサービスを提供しています。（これらのサービスが必要ない場合は、他社を検討しましょう。）

Tailor Brandsは無料のロゴ作成ツールがあり、最上位のエリートプランに加入すると、より高度な機能も使えるようになります。書類を提出してもらう間、ビジネスの存在をネット上でアピールし始めることができるわけです。

ロゴや名刺、ブランドガイドラインの準備ができたら、エリートプランで会社のサイトを公開することもできます。ドメイン名を1年間無料で取得でき、ホームページ作成ツールも利用可能です。Tailor Brandsのソーシャルメディア投稿ツールを活用すると、魅力的なデジタルマーケティングキャンペーンを簡単に行うことができ、ブランド認知度の向上を狙えます。

LLC設立代行サービスだけ必要なら無料プランで十分でしょう。しかし、2番目に高いエッセンシャルプランに申し込めば、Tailor Brandsは特急で書類作成を行ってくれるほか、Operating Agreementを作成したり、年次コンプライアンスのリマインダーを送信したりしてくれます。どのLLCプランを選んでも、連邦雇用主番号（EIN番号）の取得とRegistered Agent（法定代理人）の手配は追加料金がかかりますが、自分で行うこともできます。

駆け出しの段階なら、分からないことがあったときに専門家にいつでも相談できると安心です。特に、日本からアメリカの会社を設立する場合はサポートが大切。Swyft Filings（スイフト・ファイリングス）のLLC設立代行サービスを利用すれば、自分でほとんど書類を準備しなくて済む1ので、起業したばかりの経営者に適しています。

Swyft Filingsのサイトと申請フォームはシンプルで、スムーズにLLCを立ち上げられます。ほんの数分で登録でき、Swyft Filingsのアカウントダッシュボードはとても使いやすい設計です。

また、Swyft Filingsはすべて順調に進むようにサポートしてくれます。全プランにComplianceGuardの14日間無料トライアルが付帯しています。州のビジネスコンプライアンス要件を満たせるように、年次レポートや議事録を作成し、書類提出期限が近付いたら通知してくれます。

また、事業を合法的に運営できるように、アメリカの州や自治体の行政機関にライセンス申請する際に必要なものをすべて含む「ビジネスライセンスパッケージ」も用意されています。提出しなければならない書類の一覧、提出する書類、提出先を受け取れます。

最後に、Swyft Filingsは個別サポートも提供しており、専門アドバイザーが相談に応じてくれます。

LegalZoom（リーガルズーム）は、20年以上にわたって個人や法人に法律サービスを提供してきた実績があり、この記事でもっとも歴史の長いビジネスサービスプロバイダの1つとなっています。契約やコンプライアンスなど、法的な部分に注意しなければならない会社を運営する場合、LegalZoomのLLC設立代行サービスがイチオシです。

他社の場合、不要なサービスがプランに含まれていることが多いですが、LegalZoomなら、自分だけのカスタムパッケージを作成1できます。もちろん、あらかじめ用意されているプランから選ぶこともできますが、LegalZoomの良さはサービスをカスタマイズできること。必要なものだけ選べますから、使わないものに対して料金を支払う必要はありません。

LegalZoomの「Business Advisory Plan」は価値のあるアドオンです。年会費を支払うと、1年を通して法律サポートを受けられます。LegalZoomで1回限りの法律サービスを受けるよりはるかに経済的で、契約や合意書、著作権など、法的なビジネス文書を扱うことが多い会社は重宝すると思います。

最後に、LegalZoomのプランとサービスはすべて分割払いが可能なので、無理なく会社が必要なサービスを受けられます。

BusinessAnywhere（ビジネスエニウェア）を利用すると、日本人やデジタルノマドなど、米国外に居住している人が、国を問わずどこでもビジネスを登記・運営できます。幅広いサービスを提供しており、ダッシュボードがシンプルで使いやすいので、拠点を構えずに会社を運営する煩わしさを解消してくれます。

BusinessAnywhereのプランは3つ1あり、法定代理人サービス（1年間）と自動コンプライアンスリマインダーが含まれます。「パッケージ2」または「パッケージ3」を選ぶと、より多くの便利サービスを利用できます。パッケージ2には、EIN番号の取得とカスタマイズされたOperating Agreementの作成が含まれます。最上位プランのパッケージ3では、実際の住所のあるバーチャル郵便受けを利用でき、世界中どこでも郵便や荷物を転送してもらえます。

オンライン公証サービスは書類1枚につき追加料金がかかりますが、自宅でビジネスや副業を運営する人にとって役立ちます。企業は違い、自宅で働く場合は営業時間が決まっているとは限りません。BusinessAnywhereのオンライン公証サービスも「この時間しか利用できない」というわけではないので、曜日・時間を気にせずに大切な文書を公証してもらえます。

ただ、BusinessAnywhereは1つだけ欠点があります。1年目はサービス内容に見合った手頃な価格ですが、更新すると料金がかなり高くなるのです。さらに、州の申請料が毎年上乗せされます。

安いサービスは必要最低限の手続きしか行ってくれないことがありますが、Incfile（インクファイル）は少し違います。基本サービスはもちろん、高度なサービスも提供しているのに、料金はリーズナブルなのです。料金を1回支払うだけでサービスを受けられ、隠れたコストはありません。Incfileはコストパフォーマンスの高さが魅力です。

ただ、サポートチームはそれほど役立ちませんから、あまり期待しないほうがよいでしょう。Incfileの唯一のデメリットはサポート担当者の対応が悪いことです。

Incfileのプランは3つあり、エントリーレベルのシルバープランは無料です1（州の申請料が発生します）。無料のシルバープランを含む全プランにおいて、最短翌日に書類が提出されます。シルバープランでは、法定代理人サービスが1年間つきます。低コストで日本からアメリカの会社を始めるのにおすすめです。

ゴールドプランやプラチナプランのほうがサービス内容が充実していて、料金は高くなりますが、それでもかなりリーズナブルです。Operating AgreementとEIN番号の取得、コンプライアンス要件を満たすのに必要な書類提出のアラート（無期限）、税務専門家の無料相談（30分）を受けられます。

プラチナプランでは、ネット上でビジネスを展開するためのパッケージ、無料のビジネス契約書テンプレートライブラリ、州への書類提出を特急で行う無料サービスなどが含まれます。このプランも財布に優しい価格で、魅力が多いと言えます。

予算が本当に限られている場合、Incfileの助成金に応募することもできます。アメリカの高校生・専門学生・大学生向けの助成金制度が1つ、大人向けの助成金制度が2つあります。大人向けの助成金制度では、プラチナプランを1年間無料で利用できます。Incfileに費用を負担してもらい、起業の夢を叶えましょう。

だれにでもおすすめできるLLC設立代行サービスは存在するのでしょうか？あります！ZenBusiness（ゼンビジネス）は、副業にも法人にも向いています。LLCの規模にかかわらず、ZenBusinessはあらゆるニーズに応えており、サブスクリプションプランはコスパ抜群です。

ZenBusinessの全プランで無料の税務相談サービスが利用できます1。このサービスは無料プランでも利用可能です（州の申請料が発生します）。ZenBusinessが提携している1-800Accountantの税務専門家が30分間の電話相談に応じてくれるのです。課税要件や納税する際に注意したいポイントなどを教えてもらえます。

プロプランとプレミアムプランでは、ZenBusiness Money Proという追加特典がつきます。経費・利益の把握、請求書の作成、社用車の移動距離の把握、税務など、とても便利な財務管理ツールです。無料のスターターパッケージでは、無料版（Money Essential）で基本機能を利用できます。自動的に経費を把握できるようにしたいだけなら無料版で良いでしょう。「何が必要か分からない」という場合、Money Proの30日間無料トライアルに申し込めば、無料版と比較できます。

ZenBusinessに申し込むのは非常に簡単で、ダッシュボードがとても使いやすいのも魅力的です。ウェブポータルだけでなく、Android・iOSアプリを使ってモバイルデバイスからアカウントにアクセスできます。

専属担当がつくLLC設立代行・維持管理サービスをお探しなら、Northwest Registered Agent（ニューウェスト・レジスター・エージェント）がピッタリです。アメリカ全州とD.C.に事務所を構えていて、900人以上のコーポレートガイドが作業を行っています。コーポレートガイドは全員、法定代理人も兼任しています。Northwest Registered Agentに加入すると、担当の法定代理人が割り当てられます。

Northwest Registered AgentのPrivacy by Default制度もありがたいと思いました。可能な限り、現地事務所の住所と支払い情報を必要書類に書いてくれます。自社サーバーを構えているほか、自社のITチーム、カスタマーサポート、法務チームなども待機しています。第三者を排除しているわけです。また、Northwest Registered Agentは、利用者のデータを絶対に売却しないと約束しています。

Northwest Registered Agentは3つの使い方がありますが、有料プランは1つだけです。まず、無料のDIYプログラムでは必要書類を受け取ることができ、記入や提出は自分で行うことになります。2つ目の「ウォークスルー」プランではNorthwest Reistered Agentが相談に応じてくれるほか、アカウントダッシュボードを利用できますが、作業はやはり自分で行います。3つ目の有料プランはアドオンやアップセルが多いです。

Northwest Registered Agentのメリットの1つは、同日手続きサービス1です。依頼すると、週末でも直ちに現地のコーポレートガイドが書類作成を始めてくれます。

全プランにOperating Agreementの作成が含まれるのも良いですね。州によりますが、Operating AgreementはLLCを設立する際に必須の文書です。他社の場合、追加料金が発生することがほとんどです。Northwest Registered Agentならその心配はありません。