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  5. Wixの料金プランを徹底解説│隠れたコストを避ける方法 2024年

Wixの料金プランを徹底解説│隠れたコストを避ける方法 2024年

アンドレア・シュロットマン アンドレア・シュロットマンサイト開発の専門家
Wixは料金プランが9つありますから、ニーズに合ったプランを見極めるのは大変ですが、隠れたコストを調べてみると、さらに混乱してしまいます。私は比較的安いプランを選んだのですが、追加料金が意外と多いことが分かりました。そのため、節約する方法はないか調べてみることにしました。

同じ失敗を繰り返さないで欲しいという願いから、本稿ではWixの料金体系を徹底的に調べ、Wixを使うとどのような料金が発生するか解説していきます(可能な場合、機能を安く使う方法も紹介します)。

しかし、Wixの隠れたコストを知ってしまうと、他社のホームページ作成ソフトを使いたいと思うかもしれません。Squarespace です。低価格で同じ機能を提供しているほか、Wixには含まれていない機能もあります。隠されたコストもないので表示された価格を払えばサイトをしっかり作成できます。

Wixがニーズに合わない場合は Wixの代わりにオススメのサイトビルダーの記事をご覧ください。

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Wixの隠されたコスト:注意したい7つのポイント

Wixプランの比較を今すぐ見たい方はこちらをクリックして下へジャンプできます。ただし、よく読まないとプランに加入してから多額の料金を支払うことになりますのでご注意ください。Wixでサイトを作成するプランの本当の料金を正確に予想するにはいくつか知っておきたいことがあります。

【アドバイス】ホームページを初めて作成する場合、FiverrでWix専門デザイナーに依頼するのも良いかもしれません。本格サイトを作ってもらえますし、Wixでサイトを自作して多数の編集オプションに圧倒されることもありません。おしゃれなWixサイトが750円程度で完成します!

1. Wix で表示されるプランの価格は年払いの価格

Wixのプランは毎月支払うか、1・2・3年分を前払いすることができます。契約期間が長いほどコストの合計は安くなりますが、割引が適用されるためには契約料金をすべて前払いする必要があります。

Wixの価格ページに表示されている価格は月額料金に見えますが、誤解しないようご注意ください。すべて1年契約の価格なので実際のコストを確認するには(月額料金)×12を計算する必要があるのです。そうすれば前払いの金額が分かります。

例えば下のスクリーンショットではビジネスアンリミテッドプランは月額¥2700と表示されていますが、実際は¥32400を前払いする必要があります(月額¥2700×12か月)。毎月支払うプランを選んだ場合、これよりかなり高価格となります。

WIX PLANS_FR, DE, JA, PL, PT, RU, ES_Updated Oct 2022 (11)
Wixには、1年分の料金を前払いしなければならないと明記されていません
このことはプランを選ぶまで知らせてくれません。月払いと年払いでは料金に大きな差があり、上位プランであるほどその差は小さくなるようです。月払いと年払いで料金にどれくらいの差があるのか、4つのWixプランを比較しましょう。

コンボ アンリミテッド ビジネスアンリミテッド ビジネスVIP
月額料金(1年ごとに支払う場合) ¥900 ¥1500 ¥2700 ¥3800
月額料金(1か月ごとに支払う場合) ¥1300 ¥1912 ¥3200 ¥4400
毎月支払うと… 44.45%の損 27.47%の損 18.50%の損 15.80%の損
2年または3年プランに加入すると、月額料金が安くなります。月額料金が一番安いのは3年プランです。例えば、アンリミテッド プランで2年分の料金を前払いすれば、年払いより33%安くなります。もちろん、2年分のサブスクリプション料金を前払いするのは、スモールビジネスや個人にとってかなりの負担です。

1年分(またはそれ以上)の費用を前払いするほうが安いだけでなく、次のような追加特典もゲットできます(月払いでは利用できません)。
  • 1年間無料ドメイン
  • 「Site Booster」と「Visitor Analytics」アプリが1年間無料(アドバンス、VIPプランのみ)
  • イベントカレンダーアプリが1年間無料(VIPプランのみ)
  • Wixロゴメーカーで無料ロゴを作成(VIPプランのみ)
つまり、Wixが宣伝しているすべての機能やサービスを利用するには1年以上のプランに加入する必要があるのです

月払いでも年払いでも、契約期間の終わりにサブスクリプションが自動更新されます。他社のホームページ作成ソフトを使っても契約は自動更新されますから、隠れたコストとは言えないかもしれませんが、予期せぬ料金を請求されないように、アカウントの設定画面で自動更新をオフにしておきましょう。

2. Wix のプロモーションは無期限ではない

Wixの新規加入割引はかなりお得です。1年を通して割引キャンペーンが行われており、最大50%オフで申し込めますから、見逃せません。

しかし割引料金が適用されるのは最初の1年間だけです。加入して1年がたつと通常価格に戻ります。思ったより高価格で驚くかもしれません。

さらに、Wixのサイトは他のプロバイダに移転できないので泣き寝入りする人もいると思います。ですから通常価格に切り替わってもその料金を支払い続けるか、他のプラットフォームで完全に新しいサイトを作成し始めるしかないのです。

3. 無料ドメインは本当は無料ではない

Wixの有料プランではカスタムドメインを接続できますが、ドメイン自体は無料ではありません。無料ドメインギフトカードは1年以上の契約に含まれていますが、最初の1年間しか有効ではないからです。1年たったらドメインの更新料金が掛かります(一般的に$12~16)。

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ほかのドメインレジストラの方が安く独自ドメインを取得できるかもしれません
注意事項がもう一つあります。無料ドメインギフトカードには非公開登録が含まれていないので迷惑メールや嫌がらせから身を守るために情報を非公開にしておきたい場合、追加で$9.90支払わなければなりません。

ですから、「無料ドメイン」は魅力的に見えるのですが、実際はWixのドメインは無料ではないのです。

4. メールは有料

Wixでサイトを作成するために料金を支払ったら1年後にドメイン料金が掛かることは分かりましたね。では、利用できない機能があることはご存知ですか? [email protected]など、ドメイン名付きのメールアドレスが欲しい場合、この機能は有料なのです。GoogleのG Suiteでパーソナライズドメールアドレスを購入するには追加で月額$6掛かります。独自ドメインを取得後、Google Workspaceプランを選ぶと、安全なビジネス用カスタムメールアドレスを作成できます。Google Workspaceのベーシックプラン「Business Starter」は月額680円です。

5. Wix アプリの多くは有料

無料アプリもありますが、最も役立つWixアプリにはお金がかかります。また、無料アプリでも一部の機能は有料ということもあります。Wixアプリマーケットから、Wix製・サードパーティ製の有料アプリを取得できます。安くて450円、高くて15,000円以上です。

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Wixのプランと同じくらいの料金がかかるアプリも存在します
他社の機能を調査してみたところ、次のようなことが分かりました。
  • WordPress.comのビジネスプランは割高ですが、ビジネスに役立つさまざまな無料プラグインが利用できます。フォームの作成、リード獲得、SEO対策、割引の提供など、あらゆるプラグインが用意されていますから、長期的にはWixより安くなるかもしれません。
  • SquarespaceのCommerceプランでは、ギフトカードを販売したり、在庫わずかになったら通知が届くよう設定したりできます。Wixでこのようなことを行いたい場合、有料アプリが必要です。
一部のWixプランでは、3つの有料アプリを無料で入手できますが、無料なのは1年目のみです。年払いなら、更新料を毎年支払いますから、大したことではありません。しかし、2年・3年分の料金を前払いする場合、1年目以降もSite Booster、Visitor Analytics、イベントカレンダーアプリを使い続けるには追加料金を支払わなければなりません。

はっきり言って、ここまで見るとWixに裏切られたような気分になってしまいました。

6. 容量は使い放題ではない

Wixには容量無制限のプランはないため、画像、動画、ファイルダウンロード、商品のアップロードができなくなる日がそのうち来るかもしれません。(Wixのコンボプランでは3GBまで保存できますが、参考までに、あなたのスマホには現在3GB以上の写真が保存されていると思います。)

もちろんプランをアップグレードするのは簡単ですが、追加でコストがかかるのは残念です。

7. 14日間返金保証は条件付き

Wixの全プランが14日間返金保証付きです。「返金の対象は、サブスクリプションに関連するすべての有料サービスだろう」と思いますよね。しかし、返金対象なのは、サブスクリプションまたはWix Ascendプランの料金のみです。

契約更新前にプランを解約し忘れても、14日以内にWixのカスタマーサポートに問い合わせれば払い戻しを受けられます。しかし、ドメインの更新、Google Workspaceプラン、アプリやアドオンは、サブスクリプションをキャンセルし忘れても返金してもらえません。

Wixサイトで予期せぬ料金を請求されないように、返金対象外のサブスクリプションは自動更新をオフにすることをおすすめします。

Wix のプランの価格は国によって違う!? 最もお得にゲットする方法

Wixを一番低価格で最大限に活用するためのナンバーワンのアドバイスはWixの価格は国によって異なるということを有効利用することです。例えば、VIPプランはアメリカでは$39ですが、日本では2500円、ヨーロッパでは24.50ユーロです。つまり、アメリカの価格より$10以上安いのです。

では、VIPプランが地域によってどれくらい異なるか詳しく見てみましょう。

地域 VIPプラン 米ドルでの価格
アメリカ $45.00 USD $45.00
カナダ $44.00 CAD $33.75
イギリス £21.00 $25.00
シンガポール $26.00 USD $26.00
日本 ¥2,700.00 $19.50
オーストラリア $39.00 AUD $26.50
南アメリカ $15.00 USD $15.00
メキシコ 300ペソ $14.50
ヨーロッパ €29.00 $29.25
幸運なことに、飛行機に乗らなくてもこのように異なる価格を利用することができます。VPNを使えば位置情報を変更して外国の価格でプランに加入できるからです。

これはとっておきの裏技ですが、1つ注意事項があります。料金とWixプランは国によって異なるのです。例えば、イギリスではより低価格のConnect Domainプランがあります(月額4ポンド)。

Wixの価格プランの第一印象

以上を踏まえて、Wixの本当のコストは何なのかを考えてみましょう。Wixの本当のコストには色々な要素が絡んでくるので複雑です。

*上でも説明した通り、Wixのプランや価格は国によって異なります。この比較ではアメリカの利用者として計算してみました。

プランは1つや2つだけではなく9種類のプランがあり、月額$13の安いものから$500という非常に高価格なものまであります。プランはウェブサイトとビジネス&コマースという2つのカテゴリに分かれています。

Wixのプランはすべてサイトが関係しているので「ウェブサイト」というカテゴリは少し分かりにくいですね。混乱しないようにウェブサイトのカテゴリは「サイト一般」と呼ぶことにしましょう。サイト一般のプランでもビジネス向けサイトは作成できますが商品を販売することはできません。

ちなみに、後でサイトで商品を販売したいと思った場合はネットショップのページを追加してeコマースプランにアップグレードすることができます。

Wixの価格は複雑なので必要な機能を適切な価格で利用できるように、Wixの価格について知っておきたい以下のようなポイントを分かりやすく説明していきます。
  • 各プランに含まれている機能および含まれていない機能
  • 各プランの最大の長所・短所
  • プランが適している人とそうでない人
Wixに表示されている価格は以下の通りです。

WIX PLANS_FR, DE, JA, PL, PT, RU, ES_Updated Oct 2022 (12)
ホームページプランは、ポートフォリオやブログなどに最適です

あなたのニーズに最適なプランは?

まず、どのカテゴリがあなたに適しているか見極めるのは簡単です。 Wixのサイト一般カテゴリのプランは個人サイト、簡単なビジネス向けサイト、ブログ、オンラインポートフォリオに最適です。5種類のプランを簡単に見ていきましょう。

Wix のサイト一般カテゴリのプラン

無料 コンボ アンリミテッド VIP
月額料金
(1か月ごとに支払い)
¥0 ¥1300 ¥1912 ¥3300
月額料金(1年ごとに支払い) ¥0 ¥900 ¥1500 ($10.35) ¥2700
月額料金(2年ごとに支払い) ¥0 ¥800 ¥1100 ¥2200
以下の機能は契約期間に関わらず、すべてのプランに含まれています。
帯域 500MB 2GB 無制限 無制限
ストレージ容量 500MB 3GB 10GB 35GB
Wixの宣伝
高画質動画のアップロード 0分(ただし動画の埋め込みは可能) 30分 60分 300分
メールマーケティング 毎月5000件のメールを送信可能、3つのキャンペーンまで
カスタムドメイン
SSL暗号化(HTTPS)
14日返金保証
VIPカスタマーサポート
以下の機能は1年、2年、3年プランを購入した場合のみ含まれます。1か月ごとに支払うと利用できませんのでご注意ください。
無料ドメイン 1年間無料 1年間無料 1年間無料
宣伝ギフトカード(Bing、Google、リスティング広告) ¥101 084 ($700) ¥101 084 ($700)
サイトブースターアプリ
訪問者アナリティクスアプリ
イベントカレンダーアプリ
Wixロゴメーカーで無料ロゴの制作
では、各プランに含まれている機能について詳しく見ていきましょう。

価格:$0

無料プランではWixの美しいテンプレートやドラッグアンドドロップ形式のサイトビルダーを利用できます。基本的なサイトを制作するのに十分なストレージ容量と帯域(それぞれ500MB)が含まれています。しかしサイトにはWixのブランディングが表示され、カスタムドメインは使用できません。

Wix Pricing Plans 6 Tips to Avoid Hidden Costs and Save Money-image5
Wixの広告は鬱陶しいわけではありませんが、ビジネスサイトには向きません
意外なのは、無料ユーザーでもWixのメールマーケティング機能を利用して毎月最大5000件のメールを送信できることです(キャンペーン数は最大3件)。このアプリは本当に簡単に無料でニュースレター、最新情報、クーポンを送れるので便利です。

Wixメールマーケティングはすべてのプランで無料で利用できます。毎月5000件以上のメールを送りたい場合、Wixの2種類のメールマーケティングアプリ(AscendまたはShoutOut)のうち一つに登録する必要があります(Ascendは別途で月額料金がかかり、自動チャットツールやリード獲得フォームなどのビジネス向けソリューションに力を入れています。それに対してShoutOutはメールマーケティングに焦点を絞ったシンプルなアプリです)。

無料プランはあなたに適しているのでしょうか?URLにはmywixsite.comというサブドメインが含まれ、Wixのブランディングもサイトに表示されますからそれが嫌なら有料プランにアップグレードする必要があります。それでもWixの無料プランから始めればビルダーを使ってみて自分のサイトに必要な機能はどれなのか判断できるので、最適な有料プランを選ぶのに役立つはずです。

コンボプラン:シンプルでプロフェッショナルな印象のサイトを小規模ビジネス向けの価格で制作

価格:月額 $16.00(1年ごとに支払い)

Wixの最も安価な有料プランであるコンボプランは高品質のスターターサイトを制作するのに最低限必要な機能が含まれています。サイトにはWixのブランディングは表示されませんし、オリジナルのドメイン名を表示できますからサイトをプロフェッショナルな印象にして信頼感をアップできますね。

無料プランとの違いは以下の通りです。
  • 帯域:2GB
  • ストレージ容量:3GB
  • 無料ドメイン(1年間)
  • 高画質動画を30分アップロード可能
コンボプランはあなたに適しているのでしょうか?宣伝が表示されませんしカスタムドメインを利用できるのはプロフェッショナルな印象のサイトには必須です。そのため、個人用サイトを作成する場合を除き、無料プランからコンボプランにアップグレードするのは価値があるチョイスだと思います。帯域とストレージ容量は小さなプロジェクトのためなら十分ですが、多数のメディアをアップロードしたり予想以上にアクセス数が多くなると足りなくなる可能性があります。
ストレージ容量が3GBでは足りない場合、HostingerのWebsiteプランが良いかもしれません。HostingerのWebsiteプランはWixのベーシックプランよりわずかに安く、サイトに広告は表示されません。独自ドメインも設定できるほか、次のような特徴もあります。
  • ストレージ容量は無制限。ホームページを無限に成長させることができます。
  • 帯域幅は無制限。アクセス数が急増しても、ページの読み込みは遅くなりません
なのでサイトに成長の余地を持たせることができます。より多くの写真や動画を保存できますし、ファイルダウンロードのための帯域もWixより多いです。トラブルなくサイトにアクセスしてもらえるのは嬉しいですね。

価格:月額$27.00(1年ごとに支払い)

コンボプランから大きなステップアップであるアンリミテッドプランではストレージ容量が3倍以上(10GB)で帯域は無制限なので多数のアクセス件数に対応できます。また、最高で60分の高画質動画をアップロードできるので、プロモーション動画やアニメーション、マーケティングビデオなどに役立ちます。

アンリミテッドプランは非常に便利なWix訪問者アナリティクスやサイトブースターを利用できる最も安価なプランです。これらの機能については以下で詳しくご説明します。ただしこれらのツールは最低でも1年契約以上でしか利用できません。

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Wixの「Site Booster」は、SEO対策の助けが必要なビジネスにぴったりです。
年間サブスクリプションではGoogle広告クーポンが付きますが、残念ながら日本国内では利用できません。ですからWixのアンリミテッドプランに1か月契約で加入するのはあまり意味がありません。このプランを利用するなら最低でも1年プランを選ばなければすべての機能を利用できないからです。

アンリミテッドプランはあなたに適しているのでしょうか?月額料金は少しだけ高くなりますが(特に1年ごとに支払う場合)、Wixコンボプランからアンリミテッドプランにアップグレードするのはビジネス、ベンチャー企業、フリーランサーにとって価値があると思います。ストレージ容量が増えるのでサイトを拡大できますし、宣伝ギフトカードやアプリはサイトへのアクセス件数アップに役立ちます。
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VIPプラン:割高ですが、それに見合った価値はありません

価格:月額 ¥2700(1年ごとに支払い)

Wixのホームページプランのうち、コストが一番高いVIPプラン。料金はアドバンスプランの約2倍ですが、特長も2倍になるわけではありません。優先サポートを受けられるので、電話またはチケットで問い合わせると優先的に対応してもらえます。なお、電話サポートの対応時間は、平日の午前8時~午後9時です(日本時間)。サポートに待たされないのは良いですが、VIPプランにアップグレードしてもWixストアで商品を販売することはできません。

ホームページプランのなかで、VIPプランはデ(35GB)ータ容量とアップロードできる動画の合計時間(300分)が最大です。しかし、料金に見合った価値はないと思います。ビジネスプラスプランのストレージ容量はVIPプランと同じですが、VIPプランよりかなり安く、ネットショップも構築できます。サイトで商品を売る予定がなくても、ストレージ容量を増やすためにアップグレードするのであればビジネスプラスプランの方が良いでしょう。

VIPプランはあなたに適しているのでしょうか?Proプランと比べて約2倍もコストがかかるのでと魅力が多かったらいいのに、というのが本音です。稼働率がビジネスの経営に重要でサイトが故障したときに直ちに解決してもらいたいからこのコストは納得できるかもしれません。そうでなければより低価格のProプランで全く同じ機能を利用できます。
サイト一般のプランは以上です。Wixでネットショップを開きたい場合はビジネス&eコマースカテゴリからプランを選ぶ必要があります。

では、見ていきましょう。

収入を最大限引き上げるのに最適な低価格のeコマースプランは?

4種類のプランがありますが、Wixのeコマースプランではネットでの支払いに対応でき、ネットショップを成長させることができます。適切なプランを選ぶことで便利さと収益アップにつなげることができますから、表の下の詳しい説明をしっかりお読みください。

Wixのビジネス&eコマースプラン早見表

ビジネスベーシック ビジネスアンリミテッド ビジネスVIP エンタープライズ
月額料金(1か月ごとの支払い) ¥1600 ¥3200 ¥4400 ¥72 203 ($500)+
月額料金(1年ごとの支払い) ¥1800 ¥2700 ¥3800
月額料金(2年ごとの支払い) ¥2200 ¥2400 ¥3200
以下の機能は契約期間に関わらず、すべてのプランに含まれています。
ネット上の支払いに対応
eコマース商品数 無制限 無制限 無制限 無制限
Wixへの売上手数料 0%(チケットは2.5%)
取引手数料(PayPal、Stripe、Wix Payments) 2.9% + 米$0.30(アメリカの場合。手数料は国と決済サービスによって異なります。)
帯域 無制限 無制限 無制限 無制限
ストレージ容量 20GB 35GB 50GB 要相談
アップロードできる高画質動画 5時間 10時間 無制限 無制限
プレミアムビジネスアプリ(Wixストア、Wix予約ツールなど)
メールマーケティング 毎月5000件のメールを送信可能、3つのキャンペーンまで
Googleアナリティクス
SSL暗号化(HTTPS)
14日返金保証
VIPカスタマーサポート

非公開の電話番号で24時間年中無休サポート
以下の機能は1年、2年、3年プランを購入した場合のみ含まれます。1か月ごとに支払うと含まれないのでご注意ください。
無料ドメイン 1年間無料 1年間無料 1年間無料 1年間無料
宣伝ギフトカード(Bing、Google、リスティング広告) ¥101 084 ($700) ¥101 084 ($700) ¥101 084 ($700) ¥101 084 ($700)
サイトブースターアプリ
訪問者アナリティクスアプリ
Wixロゴメーカーで無料ロゴの制作

Wixのビジネス&eコマースプラン:利用可能なサービス

WIX PLANS_FR, DE, JA, PL, PT, RU, ES_Updated Oct 2022 (13)
Wixのビジネスサイト向けプランは、特に数年分の料金を前払いするとお得です

価格:月額¥1800(1年ごとに支払い)

ネットショップを一から始める場合、ビジネスベーシックプランに成功させるために必要な機能がすべて含まれています。ストレージ容量は20GB、帯域は無制限、動画は5時間分をアップロード可能でネット上の支払いに対応でき、売上手数料は0%です。

ビジネス&ベーシックプランには下が含まれます。
  • カスタムドメイン(最初の1年間は無料)
  • Wixのブランディングなし
  • 300ドル相当の宣伝ギフトカード(Bing、Google、リスティング広告)
  • Googleアナリティクス
  • SEO向けのサイトブースターアプリ
  • 訪問者アナリティクスアプリ
さらに、Wixのプレミアムビジネスアプリの機能をすべて利用できるようになります。以下のようなパワフルなアプリが含まれます:
  • Wixストア:いくつでも商品を掲載でき、注文のトラッキング、在庫管理、SquareでPOSシステムの統合も可能です。
  • Wixブッキング:予約に対応してリマインダーメールを送信できます。
  • Wixレストラン:テーブルの予約とネットで食事の注文に対応できます。
  • Wixホテル:宿泊客に対応したり特別な価格を設定できます。
これらのアプリはすべてのWixサイトに無料で追加できますが、ネットでの支払いを含むすべての機能を利用できるのはビジネスプランの利用者だけです。

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Wixのビジネスアプリ(有料)を活用すれば、サブスクリプションの作成、予約管理などが可能です
サイト一般カテゴリのプランで利用できる以下のような機能もこのプランに含まれています。ビジネスプランの利用者は無料でWixメールマーケティング機能を利用でき、毎月最大で5000件のメールを送信できます(キャンペーンは3つまで)。

ただし、毎月3件以上のキャンペーンを行ったり、5,000件以上のメールを配信したい場合は「Ascend by Wix」のサブスクリプションに加入する必要があります。

Ascendはメールマーケティングの自動化、SEO、ライブチャット、リード獲得、SNSキャンペーンなどをまとめた総合ビジネスソリューションと称しています。自動化機能は時間の短縮に効果的ですが、スモールビジネスや顧客基盤が出来上がっていない場合は不要かもしれません。

ビジネスベーシックプランはあなたに適しているのでしょうか?Wixビジネスベーシックプランは新しいネットショップや比較的小規模なネットショップ、ローカルビジネスに適していると思います。売上手数料がゼロでプレミアムビジネスアプリを利用できるため、収益アップにつなげることができ、プランのコストをカバーできるはずです。
Wixのビジネスアプリの機能は本当に素晴らしいと思いますが、他社が同じくらいの価格で提供しているプランにあるような機能がこのプランは含まれていません。例えばSquarespaceのベーシックコマースプランには以下の特徴が含まれています。
  • ストレージ容量無制限(Wixは20GB)
  • 1年間無料のG Suiteメールアカウントが一つ(WixのG Suiteアカウントは有料)
  • モバイルレスポンシブでプロフェッショナルなデザインのテンプレート
  • 商品カタログインテグレーションでインスタグラムから直接商品を販売可能

ビジネスアンリミテッド:もっとストレージ容量が必要でロゴも欲しい場合に便利

価格:月額¥2700(1年ごとに支払い)

Wixビジネスアンリミテッドプランではビジネスベーシックプランに含まれている機能のほかにアップロードできる動画は2倍(10時間)、ストレージ容量は15GBアップ(合計35GB)となります。1年以上の契約を選んだ場合、Wixロゴメーカーを利用して新しいロゴを制作することもできます。

ビジネスアンリミテッドプランはあなたに適しているのでしょうか?多数の商品を販売したい、たくさんの高画質画像や動画を掲載したいという場合や、ファイルをたくさんダウンロードできるようにしたい場合(例えば色々なデジタル商品を販売したい場合)にはストレージ容量が増えるのはありがたいことですね。それに対してeコマースを始めて間もない段階ではこれほどのストレージ容量は必要ないと思います。

また、ロゴを無料で作れるのは便利ですが、非常に魅力的というほどではないと思います。より安いプランを選んでロゴはFiverrなどでデザイナーに依頼した方が満足できるかもしれません。

この価格ではほとんどの経営者が必要とする機能がすべて含まれているべきだと思います。残念ながらビジネスアンリミテッドプランはそのようなプランとは言えません。例えばWixストアアプリではお客さんにレビューを書いてもらったりレビューを表示したりすることはできません

(Wixサポートによると、この問題を解決する方法はあるようですがかなり複雑です。 Wix Velo(旧称Wix Corvid) でコードを追加するか、コメントを追加してレビューをサイトに表示することができますが、コメントは本物のレビューには見えません。)

ビジネスが成長してビジネスアンリミテッドプランの35GBのストレージ容量が必要になれば、カスタマーレビューを表示したいと思うはずです。お客さんに信頼感を与え、売り上げアップにつなげるためです。BigCommerceのスタンダードプランでは同じくらいの価格でカスタマーレビューを掲載できます。さらにストレージ容量は無制限となり、Amazonインテグレーションやリアルタイムで配達料金の見積もりを表示できるなど、売り上げアップに役立つ機能が多いのが魅力的です。

ビジネスVIPプラン:優先サポートがビジネスの経営に必要不可欠ならベストチョイス

価格:月額¥3800(1年ごとに支払い)

ストレージ容量が15GBアップするほか、ビジネスVIPプランの主な魅力は優先カスタマーサポートです。サポートチケットや電話に優先的に対応してくれます(電話は月曜から木曜、午前6時~午後5時、アメリカ中部標準時)。ただし、Wixに直接電話を掛けられるわけではなく、折り返し電話してもらう形です。

ビジネスVIPプランはあなたに適しているのでしょうか?このプランは月額料金が前のプランより20ドル高いので、本当に優先サポートが必要なのかよく考える必要があります。

サイトの稼働率が売り上げに直結している場合はVIPサポートがあれば安心かもしれませんね。ストレージ容量が35GB以上、50GB未満必要な人もいると思いますが、そうでなければビジネスアンリミテッドプランにアップグレードするのはあまり意味がないと思います。

エンタープライズプラン:予算があるなら便利なターンキーウェブサイトソリューション

価格:月額$500(1年ごとに支払い)

予想できると思いますが、エンタープライズプランは完全なサイトサポートが必要な大規模ビジネス向けです。このプランには以下のような高度なウェブサイトセキュリティ、インフラ、サポートが含まれます。
  • Wixのデザイン、コード、マーケティング、SEOチームがサポート
  • 高度なアナリティクスダッシュボード
  • プロジェクトのマッピング、パフォーマンスレビュー
  • 毎年セキュリティ審査
  • 非公開のVIP電話番号で24時間年中無休サポート
エンタープライズプランはあなたに適しているのでしょうか?価格に反映されているように、Wixの提供しているウェブサービスのうち最も高度なプランです。ハッキリ言って、このレベルのサービスが必要なほど大規模なeコマースビジネスなら、大企業向けの完全なデジタルソリューションを探したほうが良いと思います。しかし予算があり、新しいウェブサイトパートナーが必要ならWixのエンタープライズプランは検討する価値があるかもしれません。

Wixの代わりにオススメのサービス

まとめると、Wixは素晴らしいサイトビルダーですが、妥当な価格で必要な機能をすべて提供していない可能性があります。特に高度なeコマースサービスでは注意が必要です。

契約に加入する前により良いプランを低価格で提供している会社がないかしっかり確認すると良いでしょう。

このWixプランをご検討なら… 同じ価格帯のこちらのプランもご検討ください 理由
Wixのホームページプラン
無料 WordPress.comの無料プラン ストレージ容量が6倍
ベーシック HostingerのWebsiteプラン 帯域とストレージ容量が無制限
アドバンスプラン SquarespaceのBusinessプラン サードパーティ製拡張機能とGoogle Workspaceのメールアドレスが無料で使える
VIPプラン HostingerのAdvanced Storeプラン ストレージ容量と帯域幅が無制限、eコマース機能あり
Wixのeコマースプラン  
ビジネスプラン Shopifyのベーシックプラン ストレージ容量無制限、POSシステムに対応
ビジネスプラスプラン BigCommerceのスタンダードプラン ストレージ容量無制限、カスタマーレビューに対応、リアルタイムで配達料金を見積り
ビジネスVIPプラン SquareSpaceのアドバンスコマースプラン ストレージ容量無制限、24時間年中無休カスタマーサポートオプション
エンタープライズプラン
(要相談)
BigCommerceのエンタープライズプラン ストレージ容量無制限、カスタム商品タグ・絞り込み機能などの高度なeコマース機能

Wixの本当のコストとは?

Wixでサイトを作成して運営する本当のコストはあまり低価格ではないかもしれませんが、ほとんどのプランが価格に合った機能を提供していると思います。ただし、契約料金の上に隠されたコストが上乗せされるかしっかり確認しましょう。この記事でご紹介したアドバイスを念頭に置いてできるだけお得なソリューションを利用しましょう。

WixのほかにオススメなのはSquarespaceです。SquarespaceのeコマースプランはWixのプランよりやや低価格で、ストレージ容量が無制限で最初の1年間無料でメールアドレスを利用でき、他にも便利なアドオンがあります。(また、SquarespaceのパーソナルプランはWixの4つのプランより低価格です。) Squarespaceは無料の14日返金保証があるのでWixを使い始める前に試してみると良いかもしれません。

Wixを選んだ場合、プロフェッショナルな印象のサイトを作るには head to FiverrでWixのサイトが専門のデザイナーに依頼するのがオススメです。非常に低価格でサイトをセットアップしてくれるプロがいますから、あとは自分で詳細部分を編集するだけです。

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よくある質問

Wixプランのうち、一番お得なのは?

どのようなサイトを作成したいかによります。オンラインショップなしでホームページだけを作成したい場合、アドバンスプランがおすすめです。一番安いプランではありませんが、「ベーシックプラン」より少し高いだけで、ストレージ容量は3GBから10GBにアップします。

ECサイトを始めるなら、Wixのビジネスプランはコスパ抜群です。ビジネスプランのデータ容量は20GBもありますから、容量が足りなくなったらより高額のプランにアップグレードすると良いでしょう。Wixのビジネスプランはすべて、オンライン決済の対応やGoogleアナリティクスとの連携が可能で、Wixの広告は非表示です。

Wixより優れたホームページ作成ツールは?

Wixは 2024年におすすめのホームページ作成ソフトTOP10にランクインしていますが、隠れたコストがありますから、ニーズによっては最適なチョイスとは言えないかもしれません。

ECサイトを構築したい場合、Squarespaceのビジネスプランを検討すると良いでしょう。Wixのビジネスプランより低価格で、オンラインショップの作成に必要な基本機能が使えます。

Hostingerも必見です。Wixほど多機能ではないものの、Wixより断然安く、使いやすいサービスです。また、WordPress.comは初心者向けではありませんが、全体的にWixより優れています。カスタマイズオプションが多く、ストレージ容量もプラグインもWixより充実しています。

Wixは本当に無料ですか?

Wixは永久無料プランがあります。ただし、サービス内容はかなり限られてしまいます。独自ドメインを設定できませんし、帯域とストレージ容量も少なめです。また、ホームページにWixの広告が表示されてしまいます。出だしなら便利ですが、制限がありますから企業サイトの作成には向きません。思い通りに機能するホームページを公開したい場合、最終的に有料プランにアップグレードすることになるでしょう。

Wixのデメリットは?

ホームページ、ドメイン名、ホスティングなどをすべて管理したい方にWixは向きません。Wixで作ったホームページは他社に移行できませんから、パフォーマンスの不満があってもWixのサーバーで我慢するしかないのです。「そんなのイヤ!」という方は、レンタルサーバを使ってホームページを作る方法をご覧ください。
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太郎```
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もうこの料金体系は古いです。もうこのプランは存在しません。2023年10月頃から価格が変わっています。2024年に発表されるには情報が古いと思います。訂正されることを望みます。・・・・・・・・・・・・・
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Mihail
ご意見ありがとうございます!私たちのコンテンツがお役に立ったことを嬉しく思います。最新かつ最も関連性の高い情報をお届けするために、このページの更新を予定していますので、今しばらくお待ちください。ご意見をお待ちしております。
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