TemplateMonsterの評判【WordPressに最適なテーマは?】

ウェブサイトのテーマを購入するとなると、特にWordPressではTemplateMonsterは最大のマーケットプレイスの一つです。しかしあなたにピッタリでしょうか？

簡単に良質なテーマを見つけられるでしょうか？ 高品質はどうでしょうか？ 価格は？

TemplateMonsterのテーマに時間とお金をかける前に以上のような質問の答えが知りたいですよね。

私は過去数年間で10以上のWordPressサイトを作成してきましたし、TemplateMonsterを含む複数のマーケットプレイスからテーマを購入してきました。この記事ではTemplateMonsterにはどのようなものがあるのか、他のマーケットプレイスと比べるとどう違うのかをご説明していきます。

TemplateMonsterを利用することに決めた場合、何年も利用していくはずです。このレビューをしっかり読んで本当にニーズにピッタリなのか確認することをオススメします。

気に入るようなテーマの見つけやすさ

TemplateMonsterには2100以上のWordPressテーマがあります。幸運なことに、良いテーマを見つけるのに時間はあまりかかりません。TemplateMonsterはフィルターや検索オプションがかなり充実しているからです。

まず、すべてのテーマがカテゴリ別に整理されています（動物、デザイン、ファッション、医療など）。

特定の業種用のテンプレートを探している場合、カテゴリを使うと約100個のテンプレートに絞り込むことができます。

ただし「ビジネス・サービス」のカテゴリは例外です。これは最も人気のあるカテゴリで、800以上のテーマがあります。これは良いことですが、結果をさらに絞り込まなくてはいけません（サブカテゴリを選ぶこともできます）。

カテゴリ別に絞り込む以外にも以下のような項目別で絞り込むことができます。

• 機能（ブログ、モバイル対応、ポートフォリオ、パラレックス）
• 人気度
• WordPressバージョン
• スタイル（企業向け、最小限主義、フラット）
• 日付（テーマが出版された順）
• 色

カテゴリ別に一つづつブラウジングすることもできますが、以下のように複数の項目で同時に絞り込むことも可能です。

最後に、ページ上の検索バーを使ってさらに結果を絞り込むこともできます。

サイト全体を検索しているように見えますが、実は絞り込んだ結果をキーワード検索する機能です（ブログ、フリーランサー、サービスなど）。

フィルター機能はパワフルですが、完ぺきというわけではありません。価格やレビュー評価の平均値などで絞り込めたらいいと思います。ThemeForestなど、他のテーママーケットプレイスでは利用可能な機能です。

しかし以上のようなフィルタリング方法を複数利用することで約30個のテーマに絞り込むことができます。それくらいあればあなたにピッタリのテーマを比較的素早く見つけることができるはずです。

テーマを絞り込んだらそれぞれの上にマウスをホバーして「ライブデモ」または「詳細情報」を選ぶことができます。

ライブデモをクリックすると、テーマが完全にサイトに導入された状態のデモサイトが表示されます（クリックしてサイト内のほかのページを見ることもできます）。

プレビューページのトップバーではスマホやタブレット端末でどのように表示されるか確認することができ、気に入ったら買い物かごにテーマを入れておくこともできます。

テーマの詳細ページを開くと以下のような情報を確認できます。

• テーマの情報（作成者、コードの言語、対応している言語など）
• 機能
• コメント
• 利用者レビュー

全体的に、気に入るようなテーマは比較的見つけやすいと思います。

TemplateMonsterのテーマは高品質でしょうか？

テーマが醜く、きちんと整理されていなかったり、モバイル端末に対応していないと、フィルタリングしたり検索したりしても意味がありません。

TemplateMonsterのテーマのほとんどがサードパーティの販売者によって公開されているもので、TemplateMonsterのデザイナーがテーマを作成しているわけではありません。TemplateMonsterはテーマを見つけて購入できるプラットフォームを提供しているだけです。

そのため、テーマの質はバラバラです。これは他のテーママーケットプレイスでも同じでしょう。

全体的にTemplateMonsterのテーマは高品質で、モダンで、モバイルに対応した（93%以上）デザインを利用可能です。

私がTemplateMonsterを使った経験では、最大の挑戦は美しくてしっかり設計されたテーマを見つけるのではなく、ニーズにあったものを見つけることでした。やはりフィルタリング機能はとても役に立ちました。

WordPressのテーマの価格はどれくらい？

WordPressでは10ドルから150ドルのテーマがあります。低価格のテーマは避けた方がいいでしょう。

人気テーマの多くは75ドルくらいです。高品質のテーマにはそれなりのお金を支払う覚悟をしておきましょう。

しかしTemplateMonsterはクーポンコードなど、節約に便利なものを頻繁に提供しています。

見逃しやすいですが、ページの下にあるプロモコード・クーポンというボタンをクリックすることで割引にアクセスできます。

テーマ以外にも、アドオンは追加料金を支払えば購入できます。

よくあるアドオンは以下のようなものです。

• インストールの依頼
• 複数のライセンス（複数のサイトでテーマを使用することができます）
• ネットショップの統合
• 追加のプレミアムWordPressプラグイン

最後に注意しておきたいのはTemplateMonsterの返金方針です。ほとんどの場合、商品を配達されなかったり、商品が説明通りではなかったり、重大な欠陥がある場合のみに返金されます。

返金してもらうことは可能ですが、必ずしも返金されるわけではないので 購入前に十分注意しましょう。

テンプレートのダウンロードと利用の難易度は？

WordPressのインストール方法が分かればTemplateMonsterで購入したテーマのインストールはとても簡単なはずです。

5分以内に完了するでしょう。

1. テーマを購入します。
2. TemplateMonsterのアカウントページから圧縮ファイルをダウンロードします。
3. WordPressで「外観　.＞　テーマ」の順にクリックします。
4. 「テーマを追加」をクリックしてページにテーマの圧縮ファイルをアップロードします。

他のWordPressのテーマのインストールと同じようにインストールできます。

購入したWordPressのテーマはカスタマイズできますか？

テーマをインストールしたら他のWordPressのテーマと同じように自由にカスタマイズできます。

ただし、購入したテーマを直接編集してからアップデートをインストールした場合、編集の内容は失われてしまいます。

しかしTemplateMonsterのテーマのほとんどに充実した設定パネルがあるので、レイアウト、フォント、色などの設定を変更できるようになっています。この方法でテーマを編集した場合、テーマがアップデートされても編集内容は失われません。

最後にTemplateMonsterはカスタマイゼーションサービス（料金別途）があり、低価格でカスタマイゼーションを依頼することができます。例えば、TemplateMonsterにサイトのロゴをインストールしてもらったり、色のテーマを変更してもらったりすることができます。

このようなサービスを利用するにはサイトを編集できるようにアクセス権限を与える必要があります。TemplateMonsterのデザイナーはいくつかロゴや色のテーマの選択肢を与えてくれます。選択内容に合わせてサイトを編集してもらうことができます。

WordPressのほかにTemplateMonsterはどんなテーマを用意していますか？

TemplateMonsterのテーマはWordPress向けのものが最も多いですが、ほかのコンテンツ管理システム（CMS）用のテーマもあります。

TemplateMonsterはJoomla、MotoCMS、Elementor、Drupalで利用できるテーマを数多く用意しています。

以上のCMSで利用できるテーマはWordPressの場合と同じようにフィルタリング・購入できます。

さらに、TemplateMonsterはShopify、WooCommerce、PrestaShop、Magentoなど、以下のような10種類の人気eコマースプラットフォームにも対応しています。

ただし、eコマース用のテーマは最低でも100ドルかかりますので、予算を検討する必要があります。

テンプレートにはサポートを利用できますか？

TemplateMonsterは24時間週7日体制のライブチャットおよび電話サポートを提供していますが、テーマを購入、ダウンロード、インストールすることに関するサポートのみです。

他にもTemplateMonsterの利用に関する基本的な知識ベースがあり、テンプレートの購入や料金の請求に関する情報が掲載されています。また、チケットを送信することも可能です。

サポートチームにはコンサルタントもいて、何を探しているか説明したらそれに応じてテーマを勧めてくれます。チョイスが多すぎて圧倒されてしまった場合に便利なサービスです。

しかしサイトにテーマをインストールできたら技術サポートはテーマを作成したサードパーティの販売者の責任となります。その場合、サポートの質は販売者によって異なります。

どのテーマを購入するか決める時にはテーマの詳細ページのサポート欄をクリックして、販売者がどれくらい頼りになるか確認することができます。チケット、チャット、電話など、どのようなサポートオプションがあるのか、それぞれ対応してもらうのにどれくらい時間がかかるのかなどの概要を見ることができます。

また、全体的な評価を見ることもでき、販売数、レビュー、その他（未公開）の要素が評価値に含まれています。

この情報とページのカスタマーレビューを合わせて見れば適度なサポートを提供している販売者を選べるはずです。

TemplateMonsterの長所と短所

全体的に私はTemplateMonsterを気に入っています。完璧ではありませんが、きちんとしている部分が多いです。

最大の長所は以下の通りです。

• 膨大な数のテンプレートを用意している
• 時代遅れなテーマや醜いテーマは少ない
• すべてのテーマでサポートを無料で利用できる
• テーマのプレビューが簡単
• 販売者に関する情報が詳しいので自信を持って購入できる

TemplateMonsterに改善してもらいたい短所は以下の通りです。

• いくつかフィルタリングオプションが少ないです。価格とレビュー評価で並べ替えできたら便利でしょう。
• 人気のテーマは他のテーママーケットプレイスよりやや高価格です。しかし品質が全体的に良いとも言えるでしょう。

ThemeForestと比べるとTemplateMonsterは？

WordPressのテンプレートを購入するとなると、Elegant Themesなどテーマのデベロッパーから直接購入することもできますし、テーママーケットプレイスで購入することもできます。

最大のマーケットプレイスはThemeForestですから、TemplateMonsterと比較してみましょう。

一定数以上のテーマがあれば、それ以上テーマを追加したとしても必ずしも良いとは限りません。

特定のテーマを求めているという場合、ThemeForestの方が6倍もテーマがあるのはいいかもしれませんが、選択肢が多すぎて圧倒されてしまうことも考えられます。

ThemeForestには有料のテーマのサポートがあることを考えると価格は同じくらいでしょう。

ThemeForestの絞り込み機能の方がいいと思います。価格でフィルタリングできますし、価格と評価順で検索結果を並べ替えられるからです。

TemplateMonsterが有利な点はサポート体制が充実していることです。TemplateMonsterは24時間体制のチャット・電話サポートがあるので、適切なテーマを見つけたりインストール方法に関する問題を解決することができます。それに対してThemeForestは基本的なチケットサポートしかなく、対応時間の保証もありません。

両方ともテーマごとのサポートは販売者に任せています。しかしTemplateMonsterのテーマにはサポートが含まれており、追加料金がかからないのに対して、ThemeForestでは6～12か月おきにかなりの料金を払う必要があります。

TemplateMonsterはWordPressのテーマを見つけるのに最適なマーケットプレイスなのでしょうか？

他のテーママーケットプレイスを見なくても、TemplateMonsterはWordPressのテーマを見つけるのに適したサイトだと言えるでしょう。

しかし最高でしょうか？

特殊な種類のテーマを探している場合、ThemeForestの方がテーマの数が多いため、適しているかもしれません。

そうでない場合はTemplateMonsterの方がベターです。TemplateMonsterの方がテーマの質が良いですし、チョイスが多すぎて圧倒されることもないので時間の節約にもなります。

また、TemplateMonsterには素晴らしいサポートチームがあり、テーマのサポートは長期的に見ると経済的です。