永久に無料のVPSをお探しの方は残念ながら、そのようなサービスはありません。今回、おすすめのVPSを見つけるべく調査した結果、無料VPSホスティングを謳うものは、偽物だったり、性能に問題のあるものばかりでした。
幸い、無料トライアルがあるリスクフリーの高品質VPSホスティングもいくつか見つかりました。一部のホスティングサービスは解約手続きを面倒くさくしたり、有料プランに切り替えるまでほとんどの機能にアクセスできないサービスもありますので、手続きが簡単で性能が良い無料トライアルを提供するサービスを探すべく、様々なサービスに実際に登録して徹底検証しました。
結果、一番おすすめなのはKamateraのトライアルであることがわかりました。クラウドインフラストラクチャは柔軟にカスタマイズ可能で、$100(14,700円相当)のクレジット付き30日間の無料トライアルを提供しています。Kamateraは、クレジットが切れるまで必要に応じてトライアルプランでもスケールアップしたりカスタマイズができる数少ないホスティングサービスです。KamateraのVPSサーバーの細かな性能を完全無料で試せるのでとてもお得でしょう。
しかし、この記事のランキングにランクインしたその他のホスティングサービスも高性能なVPSホスティングを提供しており、リスクフリーで試せるトライアルがあります。ランキングの他にも無料のVPSサービスもいくつか掲載していますので、ニーズに合ったサービスをご検討ください。探すのが面倒な場合は、ランキング一位のKamateraを試されるとよいでしょう。
お急ぎですか? 無料VPSトライアルがある2025年におすすめのホスティングサービスはこちら!
- Kamatera :クラウドVPSに30日間無料でアクセスでき、100ドル相当のギフトカードと便利な追加機能あり。
- ScalaHosting :カスタマイズ可能なマネージドおよびアンマネージドクラウドVPS。30日間といつでも返金保証。
- IONOS :リソースを調整できる、30日間無料トライアル付きの格安アンマネージドVPS。
永久無料のVPSホスティングではなく、VPSの無料トライアルがあるホスティングを選ぶメリット
VPSホスティングは、メモリ、CPUコア、ストレージが豊富な専用サーバーリソースが得られますので、高パフォーマンスが期待できます。但し、共有ホスティングよりも料金が高く複雑です。そんな中「無料」のVPSを謳うホスティングサービスは、何らかの形でサーバーコストを回収しなくてはなりません。大半の場合、これらのサービスはユーザーのデータを収集・販売していたり、サイトにいろいろな広告を表示する、またはサービス自体が低品質だったり、最悪の場合、詐欺である可能性もあります。
AWS(Amazon Web Services)、Render、Microsoft Azureなど、信頼できる無料VPSホスティングサービスも存在しますが、無料版は機能に制限があったり複雑な設定が伴うことが多いです。例えば、ほとんどのサービスはリソースや使用量に厳しい制限があるので、有料プランへのアップグレードが避けられないことが多いです。
高性能でありながら初心者でも利用できる格安のVPSサービスをお探しなら、無料トライアルがあるこの記事でお勧めしているようなVPSホスティングサービスを選ぶのが良いでしょう。業界トップクラスのVPSサービスなら、フルコミットする前にストレスなく試すことができる無料トライアルを提供しているはずです。
無料VPSトライアルを選ぶ際のポイント
無料VPSトライアルを提供する各ホスティングサービスを評価・比較するにあたって、以下のような項目を重要視しました。
- トライアルで使えるリソースが豊富。プランの中でも一番ベーシックなプラン、あるいは自分のニーズに関係のないプランを試しても意味がありません。この記事にランクインしたサービスは、トライアルで最上位または上位のプラン内容が試せたり、ニーズに合わせてカスタマイズが可能です。一部サービスは$100(14,700円相当)から$300(44,100円相当)のトライアルクレジットも付与しています。
- キャンセルが簡単。無料トライアルで利用者を引き込み、キャンセルするのがかなり難しいサービスもいくつかあります。簡単に解約できるホスティングサービスだけをご紹介しています。
- トライアル期間が長い。トライアル期間が短ければサービスの質をきちんと把握できません。そのため、この記事では少なくとも30日間の無料トライアルや返金保証があるホスティングを選抜しています。
- 柔軟に使える。VPSは自由にカスタマイズできることが特徴です。利用者としても色々なニーズがありますから、トライアル制限が少なく、複数の構成や機能を試せるサービスを選びました。
- サーバーを素早く設定できる。サーバーの構築が完了するまで数日も掛かっているようではトライアル期間が無駄になってしまいますね。サーバーをすぐに設定できるホスティングサービスには評価ポイントを加算しています。
無料VPSトライアルがあるおすすめホスティングサービスの比較

- $100(14,700円相当)分のクレジット付きで充実した30日間無料トライアル
- 21箇所のグローバルデータセンターを利用可能
- 即時サーバープロビジョニングとデプロイメント
- 24時間年中無休のテクニカルサポート
- サーバーは柔軟なカスタマイズが可能で幅広い予算に対応
- 数十種類のプリインストール済みオープンソースアプリケーション
- 契約不要の従量制支払いオプション
- バックアップなどの追加サービスを利用すると料金が高くなる可能性あり
- いつでも返金保証が受けられる
- プリセットまたはカスタムVPSサーバーオプション
- ダウンタイムなしの無料VPS移行
- 全プランで無料のcPanel代替SPanel利用可能
- 必要に応じてリソースをスケールアップ・ダウンできる
- OpenLiteSpeed、LiteSpeed、Nginx、Apacheから選択可能
- CPUコア、RAM、または10GBストレージ単位でリソースを拡張可能
- Windowsホスティングオプションがない
- 30日間の無料トライアルと新規顧客向け特別割引
- 1 Gbit/sまで無制限通信で超過料金なし
- LinuxまたはWindows OSを選択可能
- WindowsとLinux用の無料Plesk Web Hostエディションあり
- フルルートアクセスと高度な開発ツール
- SSL、ファイアウォール、DDoS保護を含む無料セキュリティツールあり
- Acronisクラウドバックアップは追加料金が発生
- 制限付きVPSプランは高負荷プロジェクトには不向き

Kamateraは、単一の物理サーバーではなく、世界中に分散したクラウドサーバーのクラスターにアクセスできるクラウドVPSホスティングサービスを提供していますので、リソースをすぐにスケールアップできるなどといった沢山のメリットがあります。
KamateraにはLinuxとWindowsクラウドVPS無料トライアルがあり、サーバーは柔軟なカスタマイズが可能で、無料トライアル期間は30日間もあるので十分に性能を試せます。$100(14,700円相当)のクレジット付きで、1つのクラウドVPSにアクセスでき、1TBのストレージとアウトバウンドトラフィックを1ヶ月間利用可能です。トライアル終了後の料金も非常にお手頃です。
$100のクレジット枠内でリソースを自由にスケールアップでき、ファイアウォールやロードバランサーなどのオプション機能の追加・削除も可能です。ただし、$100のクレジット枠を超過した場合、超過分が課金されますので注意しましょう。超過しなければ、Kamateraの強力なクラウドVPSサービスを無料で体験できます。
特長
- 高パフォーマンス。KamateraのクラウドVPSはパワフルなIntel XeonプラチナプロセッサとCascadeプロセッサを採用していて、素早くサイトをロードできます。
- 専属アドバイザー。トライアル期間中は専属アドバイザーが割り当てられ、Kamateraのサービスについて質問があった時に直ちに対応してくれます。ニーズに合わせて最適なVPS構成についてアドバイスしてくれるのは便利です。
- 素早くサーバーを構築。登録するとすぐにサーバーのセットアップが完了し、1分以内に利用開始できます。
- 24時間年中無休のテクニカルサポート。無料トライアル期間にはKamateraのテクニカルサポートチームに問い合わせられます。電話、メール、チケットでの問い合わせが可能です。
機能についての詳細は、Kamateraの完全レビューをご覧ください。
| 無料トライアル期間 | 30日間 |
| データセンターの所在地 | アメリカ、イギリス、カナダ、オランダ、ドイツ、イタリア、スペイン、スウェーデン、中国、イスラエル |
| VPSのOS | Linux、Windows |
| リソース | フルカスタマイズが可能:1~104 vCPU、メモリが1~512 GB、ストレージ20 GB~16 TB SSD、1~5 TB(月間)の無制限帯域幅 |
| 一番安いVPSプラン | $4.00 |

ScalaHostingはカスタマイズ可能で、「いつでも」返金保証のついた管理付きVPSを提供しています。これは、未使用の契約期間分の返金をいつでも要求することができるというものです。また、最初の30日間に解約すれば全額返金されます。残念ながら、ScalaHostingは無料トライアルを提供していませんが、この返金保証制度を活用すれば30日間リスクフリーでサービスを試せます。ただし、30日間の返金保証は新規顧客のみ対象で、既存顧客には適用されませんので注意しましょう。
VPS管理画面には標準機能が揃っています。サポートチームがVPSのセットアップ、パフォーマンスを最適化し、最新のパッチでアップデートし、毎日リモートバックアップを行い、アップタイムを監視し、マルウェアをスキャンします。但し、VPSのアンマネージドプランはLinuxとWindowsのOSオプションがありますが、マネージドプランではRocky LinuxまたはAlma Linuxしか提供していません。
ScalaHostingは「SPanel」という独自のコントロールパネルもありますが、ご希望であれば人気のあるcPanelを有料購入することもできます。しかし、SPanelは優秀な代替オプションで、VPSの管理を簡素化し、追加料金なしで無制限のアカウントを作成できます。なお、cPanelは日本語で表示可能です。総合的に、Scala Hostingは初心者に最適で、使いやすく、いつでも返金してもらえるおすすめサービスです。
特長
- リソースはスケーラブル。いつでもリソースをスケールアップ・スケールダウンできます。ただし、サーバーを再起動する必要があります。
- セルフマネージドVPS。マネージドVPSとは違い、管理作業は自己責任となりますが、ルートアクセスが可能になり、自由にカスタマイズできるようになります。
- SShieldセキュリティ。無料SPanelを選んだ場合、SShieldセキュリティも無料で利用できます。これはAIベースのツールで、サーバーの監視、ウェブ攻撃のブロック、脆弱性に関する通知も届きます。
- いくつでもサイトを移行。マネージドVPSプランを選ぶと、Scala Hostingのホスティングサービスにいくつでもサイトを移行できます。
ScalaHostingのVPSサービス詳細は、当サイトの専門家レビューをご覧ください。
| 無料トライアル期間 | 30日間(返金保証)+未使用分はいつでも返金可能 |
| データセンターの所在地 | アメリカ、ブルガリア |
| VPSのOS | Linux、Windows |
| リソース | フルカスタマイズ可能:2~24 vCPUs、メモリが4 GB~128 GB、50 GB~2 TB NVMe SSD、無制限帯域幅 |
| 一番安いVPSプラン | $19.95 |

業界で最も安価なセルフマネージドサービスをお探しの場合、IONOSはわずか$2.00から加入できるVPSプランを提供しています。さらに、新規ユーザーは30日間の返金保証を利用できます。
IONOSは格安のホスティングサービスですが、検証ではパフォーマンスとアップタイムは良好でした。さらに、ファイアウォールポリシーの構築、VPSのイメージ作成、お問い合わせに対して専属のパーソナルアドバイザーが割り当てられるなど、プレミアム機能が利用可能です。
ですが、アドバイザーと連絡が取れない時もありますし、サーバーの管理を手伝ってくれるわけではありません。IONOSの価値を最大限に活かすには、VPSサーバーの設定、最適化、メンテナンスの方法を知っておく必要があります。
特長
- 通信量無制限。すべてのIONOSサーバーは、最大1 Gbit/sのトラフィックが無制限で、制限がなく、超過料金の支払いもありません。
- 安全なクラウドのバックアップ。追加料金で、マルウェア保護と強力な暗号化を統合したクラウドバックアップストレージを購入できます。完全または段階的なバックアップを取ることができます。
- OSのオプションが豊富。IONOSのVPSプランでは、Windows(2019または2022)、AlmaLinux、Debian、Rocky Linux、Ubuntuの最新バージョンなど、OSのオプションが充実しています。
- 外出先からVPSを管理。IONOS は、レスポンシブで機能が充実しているモバイルアプリを提供する数少ないVPSサービスです。サーバーの管理、パフォーマンスの監視、請求書の支払いなど、さまざまなタスクが可能です。
IONOSの詳細は、当サイトの完全レビューをご覧ください。
| 無料トライアル期間 | 30日間(返金保証付き) |
| データセンターの所在地 | アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン |
| VPSのOS | Linux、Windows |
| リソース | 設定済みプラン:1~12 vCPU、メモリが1 GB~24 GB、ストレージ10 GB~640 GB SSD、無制限帯域幅(最大 1 Gbit/s) |
| 一番安いVPSプラン | $2.00 |

InterServerは設定が簡単・プランのラインナップが豊富で、Linux、Windows、ストレージのプリセットプランから選択できます。VPSを4スライス以上購入すると、フルマネージドサービスが無料で利用可能です。そのため、技術的なスキルがない(また自己管理したくない)場合、InterServerがおすすめです。
InterServerのVPSホスティングプランには返金保証が付いていませんが、プランは月単位で課金されるため、いつでも解約可能です。なお、返金保証は、低価格の共有ウェブホスティング(スタンダード、Windows、WordPress)プランのみに適用されます。ただし、現在、より高性能なクラウドVPSプランをはるかに低価格で試せます。なんと初回月はわずか$0.01(1,47円相当)というクーポンを発行中だからです。
InterServerは、複数のプラットフォーム(OpenVZ、KVM、Hyper-V)、OS(CentOS、Debian、FreeBSD、Ubuntu、Windows 2008)、コントロールパネル(DirectAdmin、cPanel、Plesk)、および400種類以上のスクリプト(あまりにも多いので詳細は割愛します)に対応しています。ですから、InterServerのVPSはカスタマイズ性が素晴らしく、標準のスペック以上の設定が可能です。cPanel、Plesk、DirectAdminは日本語にも対応しています。ただし、InterServer経由でインストールしたソフトウェアのみにマネージドサービスが適用されます。
特長
- 多数の人気CMSに対応。InterServerでは、ブログサイトやECサイトなどをサポートする人気CMSやニッチなCMS(WordPress、Joomla!、TYPO3、Pubvana、Magento、Zen Cartなど)を自動インストールできます。
- 99.9%の稼働率保証。InterServerのパフォーマンスは稼働率SLAで保証されています。目標を達成できなかった場合、補償が適用されます。InterServerの稼働率は非常に信頼性が高いです。
- 24時間年中無休サポート。InterServerのカスタマーサポートは24時間年中無休で、ライブチャット、チケット、電話対応があります。
- プレミアムリモートバックアップ。追加料金で、InterServerからリモートバックアップサービスを購入できます。VPSストレージとFTP、SFTP、またはrsync経由のサイトファイルバックアップができるストレージプランがあります。
詳細に関しては、専門家によるInterServerのレビューをご覧ください。
| 無料トライアル期間 | 30日間。クーポン利用で初月$0.01(1,47円相当)(その後いつでもキャンセル可能) |
| データセンターの所在地 | アメリカ |
| VPSのOS | Linux、Windows、FreeBSD |
| リソース | プリセットのLinuxとWindowsプラン:1~16コア、メモリが2GB~32GB、ストレージ30GB~480GB SSD
プリセットストレージプラン:ストレージ1 TB ~ 16 TB SATA、2 TB ~ 32 TBの帯域幅 |
| 一番安いVPSプラン | $3.00 |

Cloudwaysは、自社のサーバーでウェブホスティングサービスを提供するのではなく、Google Cloudや Amazon AWS(Amazon Web Services)、および親会社であるDigital Oceanといった最大手のクラウドホストの管理サービスとして機能しています。そのため、仮想サーバーの構築方法を知らなくても、これらのホスティング会社のトップパフォーマンスの恩恵を受けることができます。
第三者サービスでありながら、Cloudwaysを通じて複数の業者から様々なホスティングプランを直接購入することができます。インフラを提供する会社と実際に仕事をする必要はなく、ユーザーフレンドリーなCloudwaysのプラットフォームを使って、サーバーインスタンスを管理することができます。ただし、Cloudwaysの対応OSはLinuxベースのOSだけなので、Windowsなどをお使いの場合はKamateraやScalaHostingを検討すると良いでしょう。
Cloudwaysは、3日間の無料トライアルを提供しています。 期間はとても短いですが、サインアップにクレジットカードの登録は必要ありませんし、サポートにフルアクセスできます。ただし、トライアル期間終了後は、選択したインフラストラクチャプロバイダーによっては、ScalaHostingのマネージドプランよりも料金が最大30%程高くなる可能性があります。なお、DigitalOcean、Linode、Vultrを選択すると、コストが安くなり、Google CloudやAmazon AWSを選択すると、コストが高くなります。
特長
- WordPressのインストールが簡単。Cloudwaysは、1つのサーバーにWordPressの複数のインスタンスを自動的にインストールすることができるソフトウェアを提供しています。そこから、WordPressの最高のパフォーマンスを実現するために、Cloudwaysの最適化されたホスティングスタックを利用できます。
- 専用のステージング環境。専用のステージングエリアを立ち上げ、本番サイトに影響を与えることなくサイトの変更や新しいプラグインをテストすることができます。準備ができたら、ワンクリックで変更を本番サイトに反映させることができます。
- プレミアムCDN。すべてのCloudwaysプランで、プレミアムCloudflare Enterprise CDNを追加できます。これにより、国内外のサイトパフォーマンスが大幅に向上します。追加料金がかかりますが、画像とモバイルの最適化、セキュリティ強化もできます。
- 24時間年中無休サポートによる応答時間の保証。Cloudwaysのスタンダードサポートでは、サポートチケットに対して12時間以内、または優先度の高いチケットに対しては3時間以内の返答を保証しています。一方、プレミアムサポートでは、プライベートSlackチャネルと電話サポート(応答時間は5分以内)も利用できます。なお、Cloudwaysが応答時間の保証を満たさなかった場合、サービスクレジットが付与されます。
詳細については、当サイトのCloudways完全レビューをご覧ください。
| 無料トライアル期間 | 3日間 |
| データセンターの所在地 | アメリカ、ブラジル、メキシコ、チリ、カナダ、アイルランド、イギリス、オランダ、ポーランド、スウェーデン、フィンランド、フランス、イタリア、イスラエル、ベルギー、ドイツ、カタール、インド、南アフリカ、バーレーン、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、台湾、香港、日本、韓国 (但し、クラウドサービスプロバイダーにより異なります) |
| VPSのOS | Linux |
| リソース | プリセットプラン:1〜96 vCPU、メモリが1 GB〜384 GB、ストレージ20 GB〜3.84 TB SSD、1 GB〜20 TBの帯域幅 |
| 一番安いVPSプラン | $14.00 |

DigitalOceanは、Google CloudやAWSと同じように充実したクラウドサービスを提供していますが、料金は大幅に安いのが特長です。$200(29,400円相当)のクレジット付きで60日間の無料トライアルがあり、Dropletsインフラストラクチャを試せます。ただし、Cloudwaysと同様に、DigitalOceanはLinuxベースのホスティングサービスしかありません。
DigitalOceanのサービスは管理が一切不要ですが、使い方に慣れるまではやや試行錯誤するかもしれません。ただし、他社のアンマネージドサービスと比べるとまだ使いやすい方で、WordPressやGhostなどの人気のノーコードCMSにも対応しています。DigitalOceanマーケットプレイスには、サーバーに自動インストールできる人気アプリも多数用意されています。
個人的には、DigitalOceanは競合大手サービス(Google Cloud、AWS、Azure、Oracleなど)よりも確実にユーザーフレンドリーだと思います。ただし、完全な初心者であれば、Cloudways経由でDigitalOceanのマネージドサービスを利用するか、KamateraやScalaHostingのVPSプランにマネージドサービスを追加するオプションを検討すると良いかもしれません。
特長
- 使用量が多い。無料トライアル期間中、最大10つのBasic Droplets(ベーシック ドロプレッツ)または15つの静的サイトを運営できます。ただし、DigitalOceanの無料の$200トライアル分クレジットを使い切ってしまうと、60日間のトライアル期間中でも追加の使用料が発生しますのでご注意ください。
- 99.99%のアップタイム保証。DigitalOceanは最高水準のSLAを提供しており、ダウンタイムを最小限に抑えます。なお、無料トライアル中にUptimeRobotなどの無料ツールでアップタイム率を確認したり、DigitalOceanのアップタイムモニターを設定することも可能です。
- 多様な「ビルディングブロック」サービス。DigitalOceanは、マネージド型Kubernetes、マネージドデータベースプラン、アプリプラットフォーム、ロードバランサー、セキュリティ(ファイアウォール、DDoS保護)、ブロック・オブジェクトストレージなど、多くの追加クラウドサービスを提供しています。
- DigitalOceanマーケットプレイス。300種類以上の無料・有料プラグイン、拡張機能、アドオンを、ほんのワンクリックでインストールできます(CMSやフレームワークを始めとするサイト・アプリ作成ツールなど)。
Dropletsの詳細については、DigitalOceanの完全レビューをご参考ください。
| 無料トライアル期間 | 60日間 |
| データセンターの所在地 | アメリカ、オランダ、イギリス、シンガポール、ドイツ、カナダ、インド、オーストラリア |
| VPSのOS | Linux |
| リソース | プリセットDroplets:1~48 vCPU、メモリが512 MB~256 GB、10 GB~7.2 TB、500 GB~11 TBの帯域幅 |
| 一番安いVPSプラン | $4.00 |
無料VPSホスティングプランを提供するおすすめのプロバイダー
完全無料のVPSホスティングプランをお探しの方は、こちらの欄をご参考ください。ここでおすすめするホスティングサービスは永久無料のホスティングプランを提供していますが、アンマネージド(セルフマネージド)のプランとなり、利用制限もあります。ですから、サーバー管理に慣れていない場合や、高性能機能が必要な場合は適していないかもしれません。
7. Amazon Web Services (AWS)

Amazonは、無料トライアル、短期無料プラン、永久無料で利用できるサービスなど、多様なオプションを提供しています。なお、AWSのAmazon Lightsailでは、LinuxとWindowsサーバーの両方に対応した3ヶ月間の無料トライアル(月間最大750時間分利用可能)を利用できます。
サーバーレスアプリを構築したい場合、AWSは無料利用枠でLambdaやDynamoDBなどの永久無料サービスを提供しています。但し、リソース制限を超過した場合、AWSの標準料金が適用される他、AWSのサービスはアンマネージドサービスであり、知識がないと設定や管理が大変かもしれません。
8. Microsoft Azure

AWSと同様、Microsoft AzureはWindowsとLinuxサーバーの両方に対応した仮想マシン(VM)の無料トライアルを提供しています。Microsoftの無料トライアル期間は1年間となっていますので永久無料のVPSホスティングとは言えませんが、これほど無料期間が長いものは珍しいでしょう。なお、サーバーは月間750時間の利用制限がありますが、月間31日間の月の総時間数より6時間長めに設定されている計算になります。また、特典として他のAzure製品に適用できる$200分(29,400円相当)のクレジットも付与されます。
Microsoftのサービスは主にクラウドベースで管理は不要です。他のクラウドサービス同様、オンデマンド利用が可能で、必要に応じてサーバーのオン・オフを切り替えられます。また、学生の方は、Azureホスティングや他の製品に利用できる年間$100分(14,700円相当)のクレジットが付与されます。
9. Google Cloud

無料のVPSホスティングをお探しの場合、Google Cloudの無料利用枠で提供されているGoogleのe2-micro VMインスタンスが利用できます。メモリは1 GB、0.25 vCPUコア(一時的に最大2 vCPUまでブースト可能)、HDDは30 GB、および月間1 GBのアウトバウンド帯域幅が付いています。リソースがかなり限られていますから、無料枠ではプロトタイプや静的サイトに適しているでしょう。無料枠の制限を超えないように注意し、予期せぬ料金が発生しないように気をつけましょう。
なお、Google CloudのCompute EngineとCloud Runホスティングサービスには、$300(44,100円相当)分のクレジット付きの90日間無料トライアルがあります。ただし、無料トライアルではWindowsベースのVMインスタンスを作成できません。また、クレジットを使い切ると、有料プランへのアップグレードが必要になります。
10. Render

趣味や小規模なプロジェクトで無料ホスティングサービスをお探しの場合、Renderを検討されても良いかもしれません。RenderにはRedisの無料プラン(キャッシュ25 MBまで、接続数50)やPostgreSQL無料プラン(0.1 vCPU、メモリ256 MB、ストレージ1 GB)などの無料ツールを備えた30日間の無料トライアルがあります。
その他にも、自動バックアップ、無制限のインバウンド帯域幅、DDoS保護、およびメールサポートなどといった便利機能も使えます。Git経由で静的サイトをホスティングし自動デプロイすることもできますが、トライアルでは利用制限があり、メモリは512 MB迄、vCPUは0.1、帯域幅は月間100 GB、SSDストレージは月間$0.25(37円相当)GB〜しかありません。但し、より多くのリソースや機能が必要な場合は、いつでも有料プランにアップグレードできます。
最適なVPS無料トライアル・プランを見つけよう
どの無料VPSホスティングプランが一番良いかは個々のニーズによります。例えば、あなたが開発者で、短期間でスケールアップ・ダウンやフルカスタマイズが可能なサーバーが必要な場合は、Kamateraがおすすめです。Kamateraは30日間のクラウドVPSホスティングの無料トライアルがあり、$100分の無料クレジットと専門家アドバイザーが付いています。
ストレスフリーなホスティングをお探しの場合は、ScalaHostingのマネージドクラウドVPSプランを検討すると良いでしょう。30日間の返金保証に加え、未使用分は「いつでも」返金保証が適用されます。
アンマネージドVPSで最安プランをお探しの場合は、IONOSが良いでしょう。30日間の返金保証があり、競合他社よりも同様のサービスを安く利用できます。
サービス選びにお悩みの際は、以下の比較表もご参考ください。
| 注目ポイント | トライアル期間 | 無料のマネージドサービス | トライアル後の最低利用料金 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| Kamatera | 高性能でフルカスタマイズ可能なクラウドVPS | 30日間(最大$100分のクレジット付与) | ✘(有料プランのみ) | $4.00 | |
| ScalaHosting | フルマネージドとアンマネージドVPSの格安プラン、使いやすい自社開発のコントロールパネル | 30日間+「いつでも」返金保証 | ✔(マネージドプランを選択した場合) | $19.95 | |
| IONOS | アンマネージドVPSの中で最安プラン | 30日間返金保証 | ✘ | $2.00 | |
| InterServer | 多数のサーバー、プラットフォーム、OS、CMS、コントロールパネル、スクリプトに対応 | 30日間+初月$0.01(その後いつでも解約可能) | ✔(4コア以上のプランはフルマネージド) | $3.00 | |
| Cloudways | 最大級のクラウドプラットフォームでマネージドVPSが使いやすい | 3日間(クレジットカード登録不要) | ✔ | $14.00 | |
| DigitalOcean | 格安、スケーラブル、ユーザーフレンドリーなアンマネージドのクラウドホスティング(Droplets)プラン | 60日間(最大$200分のクレジット付与) | ✘ | $4.00 |
よくある質問
一番おすすめのVPSサービスは?
どのVPSサービスがあなたにピッタリかというのはニーズによります。初めてVPSを利用する場合、マネージド サービスと充実したサポートを提供しているScalaHostingがおすすめです。ただし、開発者の場合は、高度なカスタマイズ性が可能でコスパが良いKamateraの方が良いでしょう。コストを抑えられますが、サーバーに詳しくないと大変と感じるかもしれない点にご注意ください。
クレジットカードなしで使える無料VPSサービスは?
Cloudwaysは、クレジットカード登録なしで3日間の無料トライアルにサインアップできます。詐欺ではない、本当の「永久無料」のVPSホスティングを提供するサービスまたはプランを見つけるのは難しいでしょう(あったとしても、ほとんど使い物にならないほど利用制限が厳しいでしょう)。上記でご紹介したホスティングサービスはVPS無料トライアルや返金保証(または両方)があり、一部のサービスは予算が限られているユーザーにも手頃な有料プランも提供しています。
共用レンタルサーバーよりVPSホスティングの方が優れている理由は?
VPSの方が自由にカスタマイズできるので柔軟に利用できます。例えば、ニーズに合わせてリソースをスケーリングでき、適切なOSやソフトウェアをインストールできます。さらに、同じサーバーでも他の利用者から切り離されているため、VPSの方が全体的に安全で稼働率も高いという特徴があります。VPSプランが自分に合っているのかどうかわからない場合、この記事でご紹介した全10社のVPSサービスなら、金銭的リスクなしでお試しができるのでおすすめです。
VPSはなぜこんなに高いのですか?
VPSは共有ホスティングよりも洗練されたテクノロジーであり、より高レベルの制御とパフォーマンスを実現しています。これにより価格はどうしても高くなる傾向がありますが、なかにはお手頃価格のVPSサービスも存在します。例えば、IONOSはVPSインスタンスをかなり安価で提供しています。VPSではなく、より安価な共有ホスティングをご希望の場合は、2025年のおすすめのWebホスティングサービスの一覧をご参考ください。

















